【AKB0048】夢の舞台へ! (ページ26)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:43,588 hit

第貮肆話宇宙船/Ⅱ（出会い）ページ26

?「行ったか～?」
そんな声が聞こえ音を出しながら揺れていた自販機の裏から人が出てくる。
?「!、あなた誰?この船の人?」
鈴子「え?ううん。」
鈴子は首を横に振る。
?「もぉ～。驚かせるからぁ～。梵方がここに居る事いっちゃ駄目だぁ～よ、ット。」
鈴子「梵方?」
梵方「そう。梵方は梵方だよ。しょうがない、口止め料代わりにサインを上げよう。」
そういって梵方は、鈴子の持っていた空き缶を持ってサインを書き出した。
梵方「梵方はねこれからAKBになりに行くから、お宝になるよ。これ。」
鈴子「あのぅ。」
梵方「ん？」
鈴子「名前、書いてもらえますか?」
梵方「え？」
鈴子「鈴子さんへって。」
梵方「ふ～ん。鈴子、鈴子」
梵方はなにかを考えだした。
梵方「鈴はリンリンなるから…、そうだ!貴方これからリンダってニックネームにしよう!」
鈴子「リンダ…。」
梵方「そう。」
船上員1「あぁ、いたぞ!!」
梵方「おぉ、ヤバス!!」
船上員1「待て!」
船上員2「逃がすな!」
梵方と船上員たちはその場から走り去って、残ったのは鈴子だけになった。鈴子は梵方のサインが入った空き缶を見て、
鈴子「うぅ～ん。」
と言った。

-A達の部屋-
凪沙達3人はAらとの会話を終えて、自分たちで話をしていた。
織音「私達の星、ドンドン遠くなっていくね。」
友歌「うん…」
凪沙「うんそうだね。ドンドン、ドンドン…」
友歌「コラー泣くでない!」
凪沙「だ、だってだって。」
友歌「約束したジャン。3人で00になるって。」
織音「3人じゃないよ。」
友歌・凪沙「え?」
友歌「あっそうだ!」
凪沙「智恵理!」
織音「うん!」
凪沙「もしかしたらオーディション会場で会えるかも!」
?「へぇ。」
ガタン!天井の通気口の扉がいきなり開いた。梵方が顔を覗かせた。
凪沙「ワ!」
A・夏季「ん？」
梵方「貴方たちもAKBに?」
夏季「貴方誰?」
梵方「ふふん。梵方だよ。」
カチャ。夏季は梵方の首根っこ捕まえて部屋の外、ロビーに出る。
梵方「梵方がここに居る事、内緒なの。」
A「内緒って?」
梵方「梵方もね、AKBになるの!」
夏季「はぁ？」
A・凪沙・織音「え？」
?「ひえ～～～～!貴方たちもオーディション生～!」
ロビーに居た少女(真琴)が大きな声をあげた。
鈴子「…私もです。」
A・夏季・凪沙・友歌・織音・真琴「なっ!?」
梵方「あっリンダだ!」
A・夏季・凪沙・友歌・織音・真琴「はい～!?」