【募集企画】神と天使と悪魔【小説】 (ページ6)

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気配【あじ】ページ6

メフィの森で1人、木の実や果物を集めていた。

ここの森には多くの子供たちが捨てられる。
そんな子供たちを保護するのはこの森にある教会。

漆という心優しい神父がいて、彼の心優しい性格から
私は彼の教会にいるようになった。

この森は薄気味悪く、あまりいい雰囲気ではないが
木の実や果物は豊富でとてもいい土地だ。

電気も水もあるし、住み心地も良い。

ただ、一つ気になるのが…。

｢漆ー、果物もってきたよー！｣

｢レト様、わざわざありがとうございます｣

教会に戻ると、ミラが他の子供たちの元へ掛けて行った。

この子達、そして漆を守るために私はこの教会に結界をはっている。
悪い悪魔が入って来ないように。

でも、中には心優しい悪魔もいると私は信じている。
人に危害を加えずにいてくれる悪魔も。
そんな悪魔は私は大歓迎。

だが、気配を感じるとどうしても警戒してしまう。

さっきもここからは遠いが悪魔の気配を感じた。
今は無いが、念のため少し厳重に結界をはっておこう。

そうしているうちに夕飯の時間だ。

今日も漆の料理は絶品だなぁ。
子供たちもたくさんおかわりしてるし。

私も料理が上手くなりたいな、なんて神の言う言葉じゃないけど。

私は1人の少女に目がいく。

最近ここにきたディア。
彼女はうまれつき目が赤く、酷い扱いをされてきたという。

でも、漆の優しさや皆が声をかけてくれたおかげで
心を開いてくれた。

こうやって1人の命を救えることができる。

こんな素晴らしい生活がいつまでも続いてほしいと思うと同時に
いつかここに来る子供たちが居なくなればいいな、とも思う。

そんなことを思いながら漆の料理を頬張る。

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初めまして！

こんな感じで書いていこうと思っています。
レトは悪い悪魔は警戒はしてますが、危害を加えないとなると
大歓迎です！
でも、戦闘シーンなども書きたいのでどんどん絡んでもらって
構わないです！