【募集企画】神と天使と悪魔【小説】

捜索【闇松】 ページ31

「モルテノとやらはどこに居るんだ？」

小さな悪魔は貰った飴を舐めながらモルテノを探していた。
しかし、なかなか見つからない。

「チッ、どこにも居ねーし。あ〜暇ぁ暇すぎて溶ける〜」

暇、暇言いながらも彼女はモルテノを探し続けた。
それでも見つからなかった。

「隠れてんのか？！もう探すのやめよ。取り敢えず適当にぶらぶらしよーっと。」

彼女はそう言うとメフィと呼ばれる森の奥に入っていった。
どんどん進んで行くと、小さな教会を見つけた。

その教会の結界の奥で何やら話し声がしている。
小さな悪魔はすぐに物陰に隠れた。

「あれは、、、悪魔だ。」

「強いて言うならそうだな......。僕と仲良くしてくれると嬉しい。」

「なんだ？神と仲良くするって。変な奴だってうわっっ」

隠れたは良いものの、身を乗り出すあまり転んでしまった。

「そこに居るのは誰だ？」

1人の悪魔がすぐに気づき、此方を見てきた。

「あー、えっとその、、悪魔です。」

「また悪魔か？何の用だ。」

神は怪訝な表情を浮かべた。

「俺もそこの悪魔と同じで神様と仲良くなりたいなーとか思ってて」

そう言った彼女の目からは、これからが楽しみでたまらないという感情が滲み出ていた。


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はい！全く意味が分かりませんね！

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