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悪とは?【なってぃー】 ページ27

私は、あの出来事以来、シスターになるために努力していた。


漆とレト様は私の言ったことに快く承諾してくれた。


だから私は決めた。


将来は、立派なシスターになって、みんなを守ってあげられるような存在になると。


今日もそんな事を考えながら、メフィで木の実を集めていた。


そして、充分に集まっただろうと思い、帰ろうとすると、教会の前に、一人の女の人がいた。


入らないのかな...。


「ねぇ」


「ッ!?」


「...誰?こんなとこで何してるの?」


彼女は焦っている。


怪しい。


「そ、そんなキミこそこんな所で何を?」


「...私は―――」


私は手の中の木の実を見せた。


「...木の実?」


「うん」


「ふ〜ん...それじゃあ私はこれで...」


「...中に入らないの?」


「...」


「どうしたの?」


彼女は私をジッと見下ろしている。


そして、にこやかに笑うと、


「私はこれから用があって神父様や神様に会えないんだ。でも今度はちゃんと会いに行くから」


と、言った。


「そう...なんだ」


「うん。あ、でも、この事は神父様達には秘密だよ?私達だけの秘密。誰にも、誰にも言っちゃダメだよ?」


彼女はそう付け足すと、木の実を持っていない方の手に飴を乗せてきた。


そして、手を振りながら何処かへと行ってしまった。


あの雰囲気、何処かで...。


この前の...ベイル、だっけ...。


その悪魔に似ていた。


確か、悪魔って人間に変身することが出来るんだったっけ。


...念のため、この飴は食べないでおこうかな。


..........。


もし、さっきの人が、この前の悪魔だったとしたら.....。


そこまでして、神々を堕とさせる理由があるのだろうか?


本当に、悪魔は心の根っこまで悪に包まれているのだろうか?


本当の悪とは何なのだろうか?


...やめよう。


こんなこと考えてたらキリがない。


でも、もし、いつの日か...悪魔に会えるなら...


...聞いてみたい。


「...帰って読書でもしようかな」


私はそう言いながら、教会へと戻っていった。


シスターになりたいのに、こんなこと考えてて平気なのかな、私...。


――――――――――――――――――――――――――――


相変わらず、国語力が皆無だぜ☆


どなたか繋げてください!

仲間【嫉妬丸】→←悪魔、、?【闇松】



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(プロフ) - 終わりました! (2017年4月8日 17時) (レス) id: fe844cdf7e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新します! (2017年4月8日 17時) (レス) id: fe844cdf7e (このIDを非表示/違反報告)
あじ(プロフ) - 更新しました (2017年4月3日 19時) (レス) id: 907bb23346 (このIDを非表示/違反報告)
あじ(プロフ) - 更新しまーす (2017年4月3日 19時) (レス) id: 907bb23346 (このIDを非表示/違反報告)
闇松 - 更新しました! (2017年4月2日 3時) (レス) id: 8d015b109f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:漆喰 x他5人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年3月24日 17時

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