天罰かな ページ31
「う〜〜〜んまいっ！」
JK「良かったです笑」
グクが(あ、呼び方はツッコまんといて)連れてきてくれたカフェは、まぁなんともインスタ映えしそうなところで店内にはラブラブなカップルや、学校帰りの高校生がたっくさんいる
それにしてもここのショートケーキえぐうま
JK「ヌナクリームついてますよ」
「あ、」
ペロッと舌を出してうちの頬についてた生クリームを舐めとったグク
JK「あっまい」
「……………」
あーもう。無駄にドキドキしちゃってる。
だめだ、
JK「ん？なんか付いてます？」
イケメンがついてます。なんてそんなダサいこと言えないし
「別に」
"急につめた〜い！"
私は熱すぎて汗かくわ
お会計はグクがしてくれて、財布がもうお金持ちのふくよかさでビビった。
JK「ヒョン、どーしましょうね」
「なんで思い出させるかな」
JK「え？ヌナずっと気にしてるかと思ってた」
私はグクさんのことしか気にしてなかったです。
JK「でもいいんですか？」
「なにが」
JK「とっても仲がいい二人がこんな簡単に友達やめちゃうだなんて」
「…それは、やだけど」
でもどうすればいいか分かんないし、ジミナの思い通りになりたくないっていう頑固魂が産まれだしたからもう手遅れなんだよね…
JK「普通に謝ればいいじゃないですか」
「だって無視されんじゃん」
JK「僕みたいにグイグイ行けばいいのに」
「それ苦手」
それができたら、どれほど楽なことか…
JK「じゃあずっとそのままですね！」
「喜ぶな」
JK「だって僕はヌナと2人きりになれるし、グクって呼んで貰えるし、ヌナを落とせることができるし！」
おい、心の声だだ漏れすぎてひく
「もうヌナ帰る」
JK「えー、寂しくないんですか？」
「別に」
「じゃ！今日はありがとうね」
JK「はい、またいつでも連絡してください！」
ばいば〜い、って別れた私達
なんだか寂しいけどそんなことよりさ
「ねーまじ？」
地面にポツポツと描かれるシミが気になる
「2日連続はマジ鬼畜」
本降りになりました☆
背負っていたリュックを頭にかぶせて、ローファーで家まで走る
グクは、無事かな
足速いらしいから余裕か
「はぁ…ただいまー」
びっちょびちょだったけど頭悪い私はそのまま塾の宿題をしてしまって、
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
「げ」
現在、22:00、38.1℃
明日体育祭なのに。
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ゆひょん(プロフ) - ひーちゃんさん» 良かったです！笑ありがとうございます＼(^o^)／ (2020年6月14日 18時) (
レス) id: c4a45a3aa6 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - 下ネタ大丈夫ですよ！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年6月10日 21時) (レス) id: 9ae200a6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆひょん x他1人 | 作成日時：2020年5月29日 23時
