近づかないで4【歌い手】

112日目 ページ10

『ただいま〜お母さん帰ってきたよ〜…』

……予想的中

さ「あ、お帰りー！」

セ「お邪魔してるで」

し「2人で一夜を過ごしたの！？」

居るよ…悠、千羅くん、志麻くんが…

というか悠と千羅くんはいいんだけど

志麻くん絶対変な方向に考えてるな…

う「何もしてないからな、雨が降ってきて帰れそうになかったから泊まってきただけだ」

渉なんか呆れてない？

し「えー何もしてへんのー」

う「してない」

？「別にしても良かったのに」

は！？

ってお母さん！？

『お母さん？何を言ってるの？』

母「別に、そういうお年頃だし」

『この小説フラグつけないから！』

さ「A…メタい…」

………

母「それに渉くんなら何もしないって予想してたわよ」

え？

母「だって中学の頃からAの事好きだったのに告白できなかったのよ？とてもピュアじゃない」

セ「ピュア〜」

し「ピュアピュア〜」

さ「わ！た！る！」

う「うるせぇ！ゴホン…あの、いつから俺がAの事好きって気づいてましたか？」

母「多分渉くんがAの事好きになってすぐよ」

え…そんな前からわかってたの…

母「だって、渉くんがAを見る視線が恋してる感じだったもの」

……お母さんすげぇ………

3ピー年生きるとそんなことまで分かるようになるのか…

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