私のこと、 ページ34
2ヶ月という短い期間の中で私とマクは何回もぶつかった。同い年なだけあって私たちは何かと比べられることも多くて最初はライバル意識もあった。でもそのうちお互いが無くてはならない、大切な仲間になって行って気づいたらずっと2人で過ごした。あんなにも嫌なことが立て続けに起こったのに練習生を続けられたのはマクのおかげだと思う。
A「謝る必要なんてない。むしろ謝って欲しくない。私にとってマクと、みんなと過ごした時間はかけがえのないものだもん。」
MK「、そっか。俺もだよ。」
心の底から仲が戻った訳では無いと思う。でも、また今度ドンヒョクとか、他の人も誘ってどっか行こなんて約束したんだから、きっと順調だ。
あー、満足感がすごい。
私はこうやって大人になってくのかな、
こうやって昔の嫌な気持ちが浄化していくのかな、
このまま、ずっと幸せな気分でいれたらいいな
正直、今でも夢に見る。今まで受けてきたいじめの中でも1番心に突き刺さるものだった。
アイドルっていうのは完全に自分の能力によって売れるか売れないかが決まるシビアな世界だ。そんな中で生き残っていくのには相当な覚悟と努力が必要になる。私はそこに耐えることが出来なかった。そのせいで周りも傷つけた。
「あんたなんか別にすごくもなんともないのになんで先にデビューすんの?色目でも使った?」
「意味わかんない。あんたなんか死 ねばいいのに」
言葉が胸に突き刺さる
家に帰ってお風呂に入るのが辛かった。
うで、あし、お腹、、
至る所にアザがあった。体が資本なのになーー。
痛い、ってい感情よりもみんなに迷惑かけたくないって思いの方が強かった。
誰かに頼ることが出来ていたら変わっていたかもしてない。けど私は誰かにすがってる惨めな自分を見たくなかった。
それがあのひとつの行動で終わった。
今まで受けてきた惨めな気持ちはあんなにもあっけなく終わったのだ。
マクも私に対して怒ってなどいなかった。むしろ申し訳なく思っていたらしい。頼って欲しかったんだって、
、、、やっぱり人に頼ることが必要なのだろうか。
そうすればあんなふうにならずに済むのだろうか、
私のことを愛してくれるのだろうか。
、、あの人達はどうだろう。私を受け入れてくれる?
その質問の答えは自分で思っていたよりも早く返って来ることになる。
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おぱぷみ(プロフ) - Ladybugさん» ありがとうございます!私のお話って面白いって感じてくれる方とそうじゃない方にはっきりと別れると思うですよね、そんな中で面白いと言って貰えるのは、ほんっっとに嬉しいです!四肢がもげるぐらい! (2020年12月9日 21時) (レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
Ladybug(プロフ) - すごい面白いです!更新楽しみに待ってます! (2020年12月8日 17時) (レス) id: ea32b08b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おぱぷみ | 作成日時:2020年10月12日 20時