美人でなにが悪い5

NHK ラビットフード ページ21

今日はなかなかめんどい撮影です。


まぁ、最後だからってのもあるんだけどね。

《みんなもBTSとデートしちゃう気分になれちゃう？！ドキドキ彼女視点カメラINハワイ》

という謎の企画をやるらしいんだけど、そのカメラ担当に選ばれました。


きつーーーい。だってこれ目の前で寒いセリフとか言うわけでしょ？

エチケット袋だけは絶対に準備しといてね？



ちなみに担当はラビットフード。
1番って言っていいほど嫌だわ。なんかあの人自分のこだわりがすごそうじゃない？




ま、大人しくしておけばいいかな









JK「ほら、こっちも食べる？」


うん、順調に進んでる。ただこうやって向かい合って食べるのちょっときちーな

台本はあるにはあるけど流れだけ。間のセリフとかはアバウトにしか決められていない

だから頷いたりの返事は自分で考えて行わなくては行けない。



コクコク、


JK「はい、あーーん」


とりあえずカメラは前に移動させて、

JK「なんで食べないの？」

は、？私にいってるよねコイツ


JK「ほら、早く」

くっ、無念。


パクっ


JK「ん。おいし？」


コクコク、

JK「そ、良かった。」


何だこの茶番は。




――――――――――――――――――――――――








かーーーーっ、



反吐が出るぜ、なんでこんなこといなくちゃいけねーんだ


というのも台詞を言う時間を把握するために私があまっったるい台詞を話さなくてはいけない。つってもそんなにないんだけどね。
それは後で消されるらしいんだけどもそんなことする必要ある？


A「オッパ、手繋いで？」


JK「仕方ないなー、はい」

わーある種の拷問ですよ。


それでラビフがよそ見をして、

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