近づかないで3【歌い手】

94日目 ページ40

お前が好きだ

『ウソ…』

う「わざわざこんなんまで出て嘘言うかよ」

それはそうだけど…信じられない

う「これなら信じてくれる？」

モ女「いやーーーーーーーーーーーー」

渉の顔が近くなったと思ったら

唇に何か当たったけど…もしかして…

私、渉とキスした…？

う「どう？信じてくれた？」

『渉と何回もキスしてるからわかんない』

う「でも人前でするのは初めてだろ？」

『前志麻くんたちの前でした』

う「こんな大勢の前でだよ」

司会「あの〜お二人で話進めないで…？」

あ、ここ学校でみんな見てるの忘れてた()

司会「いろいろツッコミたいんですけど、何回もキスしたことあるんですか…？」

こんな大勢の前で言うのなんか抵抗あるな…(キスしたけど)

う「うん」

わーお即答()

し「事実やで」

さ「そーそーちゅ♡ってしとったー！」

セ「言い方…w」

司会「幼馴染の皆さんが言うなら本当っぽいですね…」

なんだよ、渉か私じゃ信じないのかよ

う「んで、返事は？」

『んえ？返事？』

う「告白の」

あ…いろいろあって忘れてた…

でもまぁもちろん返事は決まってるけどね…

『こちらこそこんな私でよければお願いします』

モ男「うおーーーーーーーーーーーーー！」

……なんでさっきからモブの人たちは何かあるたびに叫ぶのさ…

喉、壊れちゃうよ？

う「うわぁぁぁ…」

え！？

『渉？急にしゃがんでどうしたの…？』

う「…お前に振られたらどうしようかと思って緊張してたから」

え…可愛い…()

し「渉さーん、それはないで〜だっt(((『あああああああああ』……」

志麻くんは油断も隙もn…

し「Aもずっと渉さんのこと好きだったから」

うおーーーーーーい！

う「え…？」

『志麻くん！！』

さ「あらやだ、そうだったの(気づいとったけど)」

セ「あんなに赤面になってるわよ(悠と同じ)」

……心の声が顔見て予想できるんだけど…

う「A…それホント…？」

『うぅ…ホント…だよ…？』

あ、めっちゃ赤くなった

『うわっ！』

渉が思いっきりハグしてきたよ！

倒れるかと思った…

う「可愛すぎだろ…」(耳元でボソッと)

！？！？！？

し「あ、今度はAが赤くなった」

さ「青春ですな〜」

セ「そうですな〜」

他(俺/私たち空気…)

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