じゅうななさい ページ45
MK「ならここの公式使えばいいってこと？」
A「そそそ。」
うむ。優秀だなこれは。
教えてると言うよりこの子がやってるの眺めてるだけなんだけど。いる？私いるの？
でも時給がいいからやめられない、
MK「ん？なんか変だなー、」
そう言って頭をポンポンとする手の手首は驚くほど細い。
バスケやってるならそこまではなんないはずなのに、
私はこの子達がこれからどうなっていくのかなんて知らない。全く関係のない事だ。
でもさ、でも気になっちゃうの。
A「マーク、ちゃんとご飯食べてる？」
MK「え？」
A「なんか痩せた気がしたから、いやダイエットとかなら成功しててnice！って感じだけど、なんか、こう、そんなに細くなくてもマークはかっこいいんじゃないかなーと思ってさ。イヤ？これはわたしの考えだし？なんでもないようなもんなんだけどね？」
黒目がちな瞳で私の目をじっと見つめるマークはなぜか小動物みたいだった。
MK「、、、、なんか、あんまりご飯が美味しく感じない」
A「え」
そこには優しくてみんなを笑顔にしちゃうデビューを控えたマークはいなかった。
いるのは親元を離れてまだ若いのに決して努力を諦めないどこにでもいる男の子だった。
あたりまえだ。
どれほどのカリスマ的才能があろうが顔が整っていようがみんな最初は素人なんだ。
目の前が怖くてたまらないのなんてあたりまえだ。
MK「デビューするのは嬉しいなんてもんじゃないんだ。だけど、どこか怖くてずっと誰かに見られてる気がする。お前なんて相応しくないって言われながら、」
目を見つめながら話すのが可愛いマークが話しながら下を向いている。
MK「、、、、ほんとに俺でいいのかな」
ポツリポツリと出てくる言葉は年相応の男の子の心の叫びなんだろう。
だったら、
A「暖かいのと冷たいのどっちがいいですか？」
MK「え？」
A「言ったでしょ？これはクローズドクエスチョンなの。2択だよ？」
、
MK「、、、Aがつくった、あったかいもの」
A「うん。一緒に食べよっか。」
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おぱぷみ(プロフ) - アユさん» いやー実は少年漫画大好きで他にも沢山出してます、、w見つけたらクスッとしてやってください。 (2021年4月29日 21時) (
レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 急に爆豪出てきて笑いました www (2021年4月29日 20時) (レス) id: 7fcabb71e4 (このIDを非表示/違反報告)
おぱぷみ(プロフ) - どんな些細なことでも気軽に書いていただけると嬉しすぎて五臓六腑爆発しますぅ！！！ (2021年4月25日 1時) (レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぱぷみ | 作成日時：2021年4月25日 1時
