昔あるところに、 ページ33
男の子からずっといじめられてたんですよね。
まあ舐められてたんす
「くくく、」「ひひひ、」
A「あーあ、また髪留めないし」
とか言ってね。まあ可愛かったですよ。今となってはもしかしたらあの男の子達は私の事好きだったりしたのかなーなんて考えれるけど当時はただただ悲しくてよく泣いてたのよ。
A「ひっく、ひっく、」
そんな双子の姉とは反対にうちの弟は昔から体は大きくて運動神経も良かったの。足速い系男子ね。だから女の子にも小さい頃からモテモテ。ぜったいに怒らなくてやさしくていい子だったしね。
そんなのの双子なんてなんだか嫌でいっつもルイのこと無視してた。
RI「ぬなー、まってよ」
A「、、、」
RI「ねえ、こんなところに沢山せみのぬけがらあるよ！」
RI「6年生になっても俺らはずっと一緒だもんね！」
RI「A、バスケでスタメンに選ばれたよ！」
ずっと嫌いだった
もちろん私が格闘技をやって強くなったって周りの対応は変わらなくて
「Aの筆箱隠してやったー」
「うわー、○○君ひどー、俺も次やるー」
楽しくなかった。
それで学校になかなか行かなくなってもずっとルイは私についてきた
RI「A行かないなら行かなくていーや」
それでついに私が
A「もううるさい！！自分はみんなに好かれてるんだからそっち行きなよ！ついてこないで。やだ、もう嫌！！！」
って言って家を飛び出た
とにかく走って走って結局はいつもの公園でぼーーーっとしてたらやっぱりルイは着いてきてた。
A「もう、いいかげんに、」
RI「怒ってきた。」
A「は？」
RI「Aのこといじめた子みーーんな怒ってきた。」
A「は？」
RI「次やったらオレが容赦しねーぞって怒ってきた」
A「あんたが？」
RI「うん。だからもう何も心配しないで。俺がいる。ずっと俺がいるから。だから手つないで帰ろ？」
A「あーあ。ばかなの？」
そう言ったルイの目にはこぼれ落ちてないのが不思議なくらい涙が溜まってた。手は震えてた。
それを見てたら自分が馬鹿だなーって気付いた。
こんなにも私のことを考えてくれる人が近くにいるのに何してたんだろーなって。
そこから私たちはずっと仲良し。
あ、もちろん禁断の恋愛とかではないよ？
お互い恋人がいたこともあるしね。
でもね、そこからなんです。
ルイたんが私に絡む人を睨み、脅し、陥れるようになったのは。
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おぱぷみ(プロフ) - アユさん» いやー実は少年漫画大好きで他にも沢山出してます、、w見つけたらクスッとしてやってください。 (2021年4月29日 21時) (
レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 急に爆豪出てきて笑いました www (2021年4月29日 20時) (レス) id: 7fcabb71e4 (このIDを非表示/違反報告)
おぱぷみ(プロフ) - どんな些細なことでも気軽に書いていただけると嬉しすぎて五臓六腑爆発しますぅ！！！ (2021年4月25日 1時) (レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぱぷみ | 作成日時：2021年4月25日 1時
