おう、きゃなだ、 MKside ページ30
A「あ、きゅうり入れるの忘れてた！！」
A「うん！このから揚げは当たり！！」
A「あー、車にお水置いてきちゃった、」
前ラーメンを食べた時はカウンターだったから横向きで気が付かなかったけどこんなに表情を変えるんだな、この子は。
A「ん？なに？」
MK「へっ？」
A「さっきから人のことじーっと見てさ、どうした？」
思わず見入っていたらしい。だけど不思議そうにこちらを見つめるその顔だけでだけでもう、こっちはおなかいっぱいだ。
A「あ、これ欲しいの？」
彼女の箸が向いているのは綺麗に並べられているキンパ。
A「きゅうり入れるの忘れてたけど美味しいよ。なんたって私が作ったんだもん！！」
MK「え、自分で作ってるの？」
A「うん。うちお母さんか亡くなって今は私がお母さんなの。マミーって呼んでもいいのよ！！」
こんなに明るく振舞っているのにそんな過去があったなんて、
なんにも知らないんだな
A「どぞどぞ」
MK「え、いいの？」
A「うん、あーーーーん」
あ、あーーーーん？
そのはしで？この口の中に？入るの？
ちょっ、ちょっとまって、
ひーひーふーー(は？)
よし、
MK「あーー、」
なんてことになる訳もなく、手に乗せられたキンパはどこか寂しそう。
A「食べちゃってー」
MK「あ、いただきマース」
！！！！！
MK「おいしい！！」
A「だっしょーーー？自信作」
にひひってわらうんだ。嬉しいと。
こうやって君のことを1個ずつ知れたらいいな。
もちろん、早く知れたらそれに超したことなんてないけど。
A「なら私もこのカレー1口貰ってもいい？」
MK「いいよ」
A「なら遠慮なくー」
そう言って俺のスプーンをとってカレーを頬張る君は
A「美味しい！！」
とっても幸せそうで、こっちまで心がポカポカしてくる。
MK「よかった」
え、タンマ、一旦4行遡ってみて？
"俺のスプーンをとって"
MK「は？」
A「ん？」
神様、それは少し急すぎませんか？
MK「Oh my God、」
心臓が持ちそうにありません。
A「あ、取りすぎた？ごめんごめん」
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おぱぷみ(プロフ) - アユさん» いやー実は少年漫画大好きで他にも沢山出してます、、w見つけたらクスッとしてやってください。 (2021年4月29日 21時) (
レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 急に爆豪出てきて笑いました www (2021年4月29日 20時) (レス) id: 7fcabb71e4 (このIDを非表示/違反報告)
おぱぷみ(プロフ) - どんな些細なことでも気軽に書いていただけると嬉しすぎて五臓六腑爆発しますぅ！！！ (2021年4月25日 1時) (レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぱぷみ | 作成日時：2021年4月25日 1時
