え、おわり？ ページ17
担任「A話聞いてるかー？」
げっ、
A「はーい、」
担任「分からないことを隣の人に聞くのは必要だと思うけど、聞く時は聞くぞー」
すいやせん、
だってなんか話してないと気まずかったんだもん。
隣のカモメ君はどこか上の空で、時々相槌をしてくれるけど、何だかぎこちない。
じーっと見られてる(睨まれてる?)のは嫌だから話しかけなきゃなんだもん。
A「あーあ、怒られちゃったー。カモメ君のせいだかんね」
MK「かも、？」
A「眉毛がかわいいから、カモメ君」
MK「なるほど？」
口が、ほ？の形になって不思議そうにしてる。
あー、赤ちゃんお風呂に入れるとこんな顔するよね。これ大好き。
A「ちみは純新無垢そうでさ。かわいいね。でもいきなりすごい見つめられたら照れちゃうから辞めようね。」
思わずギヨンに大して使う言葉のようになってしまった。
だってなんかもう同級生には見えなくなってきたんだもん。なんか弟みたい。
MK「っ！？」
びっくりして息止まってるやん、
何にびっくりしたか知らんけど
A「カモメ君学校あんまり来ないの？さっきサナが何となくそんなこと言ってた」
MK「あー、うん」
今までのどんな表情よりも暗いそれは先程までの人と同じ顔でできてるなんて思えない。
学校に来れない、なんて辛いだろうな
もちろん練習生？とかなんとか言ってたから夢のためなんだろうけど出来れば両立させたいはずだ。
A「学校来れる時は連絡してよ！今連絡先かくからさ！」
何だか小動物系みたいでついつい構ってしまう。
なんかさ、髪の毛わしゃわしゃーってしたいよねー、
ムツゴロウさんみたいに
MK「えっっっっっ、」
いや"っ"多すぎるのでは？って思ったやろ？
ほんとにこのくらいこの子息吸い続けてたんだよね。死ぬんじゃないか？ってくらいに
その後私が書いたメモ帳をポケットにしまって、それを出して、クリアファイルにしまって出して、どこかいい所はないかとスマホケースの間、教科書の間、バックの隙間など様々な所を物色した後、彼はそれを財布に大切そうにしまった。
そして
MK「あー、正直、若干、その、ありがとう」
とごもごも言った。
もちろん思わず、ギヨンにするように頬っぺたをつまんでしまった。
それで余計に顔を赤くした彼とふたり、授業中なのにも関わらず見つめあってたんだ。
〜fin.〜
、
なんてことはまるでない。
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おぱぷみ(プロフ) - アユさん» いやー実は少年漫画大好きで他にも沢山出してます、、w見つけたらクスッとしてやってください。 (2021年4月29日 21時) (
レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 急に爆豪出てきて笑いました www (2021年4月29日 20時) (レス) id: 7fcabb71e4 (このIDを非表示/違反報告)
おぱぷみ(プロフ) - どんな些細なことでも気軽に書いていただけると嬉しすぎて五臓六腑爆発しますぅ！！！ (2021年4月25日 1時) (レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぱぷみ | 作成日時：2021年4月25日 1時
