てむずり ページ16
サナ「は、はい！私はサナ！！！よろしく！！」
何故か慌てた様子で手を挙げながら自己紹介をする我が親友。
前から思ってたけどあんたも相当変わってるよね、
A「何言ってんだい、忘れてるわけな」
生徒A「はいはい！俺はジョンヨン！」
生徒B「えー、僕はミンギュ！！」
生徒C「なにそれー、私はハナ！」
サナの後にゾロゾロときた人達もどんどん挨拶してる。
多分仲のいいクラスなんだろーなー
サナ「A、集合！！！」
A「はい」
転校生という響きだけでこんなに盛り上がれるのもすごいなと感心しつつサナの元へ周りの人を避けながら進む。
A「みんなすごいね。なんかこの歓声に見合ってない自分に腹が立つよ」
サナ「んな事はどーだっていいの。あんたマークくんと知り合いなの？」
マーク？ここ韓国よな？海外の名前っぽいし記憶はいい方からだからその名前覚えてるはずだけどちっとも分からない
A「だぁれ？」
サナ「は？あのあんたの隣の席の子！！今日はたまたま登校してるけどsmの練習生だから滅多に学校にも来ないの！！知り合いなんてバレたらファンに殺されるよ！」
いやいやそんなん言われても分かりませんよ
と、軽く言える雰囲気でもなかったので思い出す振りをしてみる。
うーん、確かになんか燻ってるわ、
分かるよーなわかんないよーな、
先生「おーーーい、始まるぞー」
考えていたら休み時間は早くも終わりらしく1年の目標とか席とか、これからについての学級の時間が始まるらしい。
MK(じーーーーーーっ、)
こっわ
めためた見られてない？
目の端っこら辺に視線感じる。
視線を下に落として彼の顔が目に入らないようにしよう。
そう思って机の上を凝視してたら彼の手が意外と近いところに置いてあるのがわかった。
ゴツゴツした手だなー。てか爪を構う人なんだな。爪の周りがめくれてるー。くせなんかなーかわいー
A「あ、」
顔じゃなくて手(しかも綺麗な手、とかじゃなくて)で思い出すなんて変かもしれないけど、そうなってしまったんだからもうしょうがない。
A「この間はどうも！」
MK「！！！！」
大きく見開いた目はまっすぐ私のことを捉えて放そうとしない。
次の瞬間一瞬ニヤついたかと思えば机に突っ伏した彼はどうやらあの時の助けてくれた少年だった。
MK「あー、だめだ、」
せっかく思い出したというのにこいつはどうやら私と話をしたくないらしい。
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おぱぷみ(プロフ) - アユさん» いやー実は少年漫画大好きで他にも沢山出してます、、w見つけたらクスッとしてやってください。 (2021年4月29日 21時) (
レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 急に爆豪出てきて笑いました www (2021年4月29日 20時) (レス) id: 7fcabb71e4 (このIDを非表示/違反報告)
おぱぷみ(プロフ) - どんな些細なことでも気軽に書いていただけると嬉しすぎて五臓六腑爆発しますぅ！！！ (2021年4月25日 1時) (レス) id: 855625ed2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぱぷみ | 作成日時：2021年4月25日 1時
