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第一回パジャマパーティー4 ページ23

梶side




「さて、では会場の方も整えていきましょうか」


Aくんがそういうと、見慣れたリビングが一瞬のうちに様変わりした

座っていたソファが柔らかくなり、周りには大きいカラフルなクッションが出現し
ラグもふわふわしたものに変わる

家具や照明も、白をベースにした全体的に可愛らしい印象の部屋になった


西山「おー、すごい」

鳥海「こんな事も出来るんだ」

宮野「女の子の部屋って感じ」

「パジャマパーティーを調べたところ、主に女子会?と言われる儀式と
 並行して行われるもののようでしたので、そちらを参考にしました」

下野「儀式…」


一向に訂正される様子のない儀式判定
諦め始めた下野さんの肩に手を置いて慰める

わかってくれる?といった表情で下から上目遣いで見てくる下野さん
バニーコs…ウサギの着ぐるみパジャマも相俟っていつもよりちょっと可愛い


安元「確かに男が集ってパジャマパーティーはあんまりしないわな」

寺島「でもこっちの方が服とかには合ってるかも」

梶「だね」

「あとは風船、紙吹雪、布団にお菓子、スイーツ、お酒とお料理」

谷山「おーおーおー…ちょ、増えすぎ」


テーブルの上にどんどんと増えていくお菓子や飲み物達
僕たちの周りにもどんどんと増えていく小物達

そして出来上がったのが


江口「極楽…」

宮野「もう寝れちゃう」


ゆるふわ癒し空間


「お料理は安元さんと下野さんにご用意いただきました。ありがとうございます」

鳥海「こんなにいっぱい大変だったでしょ」

安元「一気にじゃなくて少しずつだったんで楽でしたよ。Aの魔法様様です」

下野「朝食のついでに一品みたいにね」

宮野「言ってくれたらお手伝いしたのに」

谷山「マモはこっそり悪戯しそうだから嫌だな」

宮野「ひどっ!そういう紀章さんこそ」

谷山「俺はこっそりじゃない。堂々とだ」

安元「どっちも遠慮します」


そんな軽口を叩いている間にもAくんが全員にお酒を配り終える


江口「さ、じゃあここからが本番ですね」

寺島「気合入ってるね」

江口「これがないと始まらない!」

西山「いつもこれの為にAくんの家来てますよね」

江口「ここは天国です」

「それでは始めましょうか」

「「「かんぱーい!」」」


グラスの音が心地よく響いた


宮野「二人の料理食べるの久しぶりだー」

江口「幸せ…」

梶「パジャマパーティーというより、もはや宴会…」

寺島「見事に部屋の雰囲気だけだね」

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作者名:うるげぃりあ | 作成日時:2023年4月10日 19時

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