ドッキリ２ ページ2
Aside
「む、無理ですよ鈴村さん！」
鈴村「大丈夫大丈夫、見た目は完全に俺やから」
「見た目だけです」
鈴村「声は？ほら、この声」
「・・・あ、あー…どうでしょう」
鈴村「完璧完璧」
「いや、無理ですって！絶対バレます！怒られてしまいます！」
鈴村「なんか自分が目の前にいるって変な感じやな･･･」
「鈴村さん！」
鈴村「自分に鈴村さんって呼ばれるの変！」
「もう…」
何をしているかというと、私は今声も姿も鈴村さんになっている
ドッキリの内容をお聞きしたところ
私が鈴村さんの真似をしたら気が付くのかというドッキリだそうで
鈴村「俺は外にいるから、なにかあったら電話で呼んで」
(電話でなくても、これでよろしいでしょうか)
鈴村「！？」
(テレパシーです)
鈴村(やっぱ魔法って便利やな。これも聞こえとるの？)
(はい)
鈴村「じゃあ、困ったときはテレパシーってことで」
「うぅ・・・本当にやるのですね？」
鈴村「うん。試しに俺を孝宏だと思って挨拶してみて」
「あ、え、っと・・・お、おはよう…櫻井、さん」
鈴村「A？」
「わかっています。はい、もっと慣れ慣れしくですよね」
鈴村「そうそう、いつもみたいに演技すればいいんだよ」
「演技･･･」
偽るのは得意ですが･･･久しくやっていなかったので、難しいものですね
虚勢を張り、いつでも気丈に振舞って見せること
虚実を使い分け、時に無実で相手を操ること
「はい」
鈴村「おはよう」
「おー、おはよう」
鈴村「おぉ、いいね、完璧。いや、普段の俺を客観的に見たことないからわからんけど」
「本当ですか？よかったです」
鈴村「じゃあ、俺は外で見てるから。誰が一番に来るのかなー」
「すごいウキウキだな・・・私はドキドキだけど･･･」
・
・
・
そしてドキドキしながら待つことしばらく
スタジオのドアが開く
危うく立って挨拶をしかけたが、今の私は鈴村さんだ
落ち着いて、ドアの方を見るとそこにいたのは櫻井さんだった
「おはよう」
練習通りに、親し気に
櫻井「おはよ、早いね」
「朝用事があって、早めに家出たから。そっちは電車止まったみたいで災難やったな」
櫻井「ほんと、朝からギュウギュウ詰めでまいっちゃうよね」
出だしは順調。バレてない様子
櫻井さんが席に着く
そして会話のなくなるスタジオ
え、何話したらいいの？
櫻井「あ、そういえばA…」
「はい？」
櫻井「え？」
「あ」
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猫。 - 推しが絡んでる...！推しと推しが...！紀章さんと諏訪部さん大好きで、うらつくあんまり二人出てこないので嬉しかったです！ありがとうございます！ (2023年4月23日 18時) (
レス) @page7 id: f02eee6231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うるげぃりあ | 作成日時：2022年5月14日 0時
