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「次のAさんは..日本人!!韓国に来てどれくらいですか?」
「もう少しで1年です!」
「すごい韓国語上手ですね!それではお願いします」
私は流れる音に乗り体を動かし始めた
〜〜〜〜
「..ありがとうございました!」
「..あなたダンス初めて何年?」
「..10年くらいです」
「ダンスは、圧巻ね。だけど歌がついてきてないわ。歌は苦手?」
「そうですね..苦手です」
「自信がないのはみんなに伝わるからね。」
「..はい」
「それではAさんのクラスを発表します。
..Bクラス!!」
「ありがとうございます!!!」
「ダンスは良かったから歌を頑張りなさい。歌が上達すればあなたはaよ」
「はい!!」
もらった評価はB
そんな高い評価をもらえるなんて思ってなかったから心臓の鼓動が早い。
「一緒だね!!」
席に戻ると順番的に被ってきちんと見れなかったハユンちゃんもBだった。
よかった、一人しゃべれる子いるだけでだいぶ変わるし、安心だ
そんなことを考えながら始まったproduce48
テーマ曲のネッコヤは、速く進む振付と、日本語と韓国語の歌詞にみんな振り回されている
「...難しい...」
「そこはねぇ〜」
「...うま..ありがとう...」
「いいよ!部屋一緒だし、私にもダンス教えて!!」
私たちはというと、ダンスが苦手なハユンちゃんと歌が苦手な私とでいい感じに助け合っていた。
事務所でも仲良くしてくれる先輩はいるけど所詮それだけの仲だし韓国に来てちゃんとした友達ができたのかもしれない。
そうして私たちはBランクのままグループ評価へ進んだ。
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作者名:チーズケーキ | 作成日時:2024年2月19日 14時