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「走ったね笑」
「...」
やっばい。速すぎでしょこのダニエルくん。
なんでそんな余裕そうなんだよ。
「さっきはありがとうございます」
「あ、いや、困ってそうだったんで..あと、私も学校の行き方わかんなくて..助かりました..ありがとうございます！」
「大丈夫です。俺、ダニエルじゃなくてカンテヒョンって言います」
「あ、私、佐倉Aです！！ハンリム高校2年生です！」
「A..？」
「あ、はい！！」
「へぇ..日本人なんだ、これからよろしく！」
「よろしくお願いします！！」
なんだなんか知ってますよみたいな感じだったけど、なんだあの人。いい人だなと思って職員室に行こうと足を向けた。
んだけど、職員室の場所がわからん
「あー..あの..職員室の場所教えてもらって..も？」
「笑こっちね」
私が恐れ多く聞くとテヒョンくんは笑顔で案内してくれた。テヒョンくんは、2002年生まれで誕生日が私と同じ日だった。学年は私は日本の学年で入ってるから1個上なんだけど。
奇跡すぎる！！って騒いでたら。すんなり職員室にはついた。
「..ありがとう！！」
「全然、こちらこそありがとう。じゃあね」
可愛い笑顔で教室に向かったテヒョンくん。
うわぁ..なんだあれ。イケメンだ..ここに通ってるってことは練習生なのかな、
「あ、おはよう。君が転校生だね」
「おはよう御座います！そうです！」
「しんどいこともあるとおもうけどよろしく。」
「よろしくお願いします！」
私は教室に向かいながらこの学校を軽く説明してもらった。どうやら普通の授業はないらしく完全にその課に特化した授業と課題が当たえられるらしい。
よくわかんないけど芸能人とかすごい人しかいないことはわかった。
「緊張するかもしれないけどがんばれ」
と先生によくわかんない後押しをされ教室にはいった。
「..佐倉Aです！よろしくお願いします！」
軽い挨拶をして私は言われた席に座る。
周りを見渡すと可愛い子達ばかりだ。
友達できるかなぁ..
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作者名：チーズケーキ | 作成日時：2024年2月19日 14時
