検索窓
今日:30 hit、昨日:3 hit、合計:32,180 hit

デビュー評価 ページ24

.

「え、なになに?」

「なにがあるの?」


私たちが集められたのは鏡が覆われている練習室

「アニョハセヨ〜。じゃ早速、今からデビューを決める最後の評価の課題曲を発表するわ」

「おぉー!!」


生放送で配信されるこのデビュー評価は、今日から12日後。その日で全員の今後が決まる。


発表された曲は
"we together"と"好きになっちゃうだろう?"

どちらもその国のアイドルらしい曲だ。
明るくて可愛い弾けるようなwe together と
AKB48を彷彿とさせる応援ソングの好きになっちゃうだろう?


最下位から希望順で決まるこの曲決め
押し出したり押し出されたり、この攻防に私たちは翻弄される。


「次、佐倉A〜」

「Aどこにするかきめた?」

「..私は..」

「わぁー!、」


わたしがおいたのはwetogetherのサブボーカル4。
7位のウォニョンを追い出していすわってやった。
だって昨日散々私の初恋バカにしたもんねー!


なんてそれは冗談で、シンプルにこのめっちゃ高い歌で高くなくてそれなりに分量が得られそうなのはこのパートしかないのだ。


「じゃ、チームで別れて練習してください!」


先生の言葉で私たちはチームに分かれて別の練習室に移動した。


「やぁー!オンニー!!」

「オンニの初恋バカにするからだよー!」

「..だからってぇ」

「..嘘だよ、ごめんね」

「オンニィ〜!!」

「イチャイチャしないー!」

「あ、ごめんなさい」



いいんですよ、ほんとは怒ってませんっ!ってにっこり笑うウォニョンに私の心臓は撃ち抜かれる。なんだこの可愛い生物。


「いったん歌ってみよっか。」


_____


「...」


うわぁ...
メボのみゆさんが地声で出ないみたいで鬼みたいな雰囲気になっている...
そりゃ、常メボしてる人からしてみれば出せて当然だもんなぁ...
この空気、久々だ...泣きたくなるよなわかる..


「一旦各自で練習しませんか?」


ユジンが空気を読んで言ってくれたおかげでみんなは各自歌の練習にはいる。私はいち早くみゆさんの元に駆け寄った。


「みゆさん。大丈夫ですかー!」

「ごめんね、ちょっと難しくて」

「大丈夫ですよ!韓国語で高音とか難しいですもん!なんとかなります!私..はちょっと得意じゃないですけど笑」

「ありがとう笑」

「よし、ウョニョンア、歌教えて。」

「えぇオンニ..」

「多分この中でウォニョンにわがまま言えるのAだけだよ」

「だね」

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
211人がお気に入り
設定タグ:TXT
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チーズケーキ | 作成日時:2024年2月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。