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「그때 다시 만나〜」



「すごいね。Aの成長すごくてびっくりしちゃった」


自主練中、1人で練習していた私に話しかけてきたのは、ハユンだった。


「ハユンのおかげだよ。ハユンがいないと私今まで残れてないもん」

「..もぉ〜!!やめてよ!辛気臭いなぁ!」

「え、泣いてる?笑そんな感動した?」

「違うよ!!オンニ達がそろそろ合わせよって言ってたから行くよ〜」


歌でハユンに褒められるなんておもってなかったから嬉しくてにやけてしまう。毎日夜遅くまで練習した甲斐があった。てゆうかこんな一言で泣くなんて可愛いなぁ。


「A連れてきました」


「よし、じゃあやろっか」


曲が流れる。
皆この曲に慣れてきて表情もどんどん完璧になっていく、私もついていかなきゃ。

そんな矢先だった。


「너에게 내 마음을..」


あれ、ハユンの声が伸びてない。
考えてみれば昨日より若干声量落ちてるような、、、、


「...ハユンちゃん、大丈夫?」

「...朝から声が出にくくて..」

「本当に?音源収録近いし歌うのはやめといた方がいいかも」

「...ごめんなさい」

「ハユンは悪くないよ!大丈夫!」

「今日は安静にしよう!!」


各々ハユンを励ましていく。
だけど日にちが経ってもハユンの顔は暗くなっていく一方だった。


やってきた音源収録

本物のデフィさんに皆キラキラさせてる。
いやかっこよ。これで音楽も作れるとか天は二物与えすぎだろ。羨ましい。


「アニョハセヨ〜!Wanna Oneのデフィです〜!!」

「よろしくお願いします!!」

「とりあえず撮っていこうか。イーレンさんから」


どんどんまわっていく収録、私の番がきてマイクの前に立つ。自主練をしてからちゃんと見てもらうのははじめてだ。緊張で心臓出そう。目の前にデフィさんだし。デフィさんだし!!顔タイプだし!!((そこ。


「그때 다시 만나〜」


「ん!!いいですね!歌が苦手と聞いてたんですけど本当ですか?笑」

「...たくさん練習しました笑」


「いいです!いいです!じゃあもうちょっと〜」


デフィさんにたくさん褒められてしまった...
すごい満足して先に戻ると不安そうなハユン。


「..大丈夫だよ。ハユンなら。」

「..ありがと」

「じゃあハユンさんお願いします!」


ハユンがマイクの前に立つ。
流れる音源にハユンが声をのせる。


「すご...」


一昨日や昨日とは違う綺麗で伸びのあるいつもの声。
けど、それは、まるで電気が切れる直前のようだった。

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作者名:チーズケーキ | 作成日時:2024年2月19日 14時

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