困らせてる方 ページ6
Aとは、3年前に出会った
俺は、中学でテニス部に入るために私立中学に受験した
結果、見事合格
小学校の友達はほとんど公立中学校。一年生。友達が一人もいないクラスで入学式を迎えた
その入学式で隣の席だったのがAの兄貴の仁王雅治。
入学式早々寝るとか強っ。て思ったのを覚えている
さらに、まさかのこいつも同じテニス部だった。
よく、サボっているが実力は確かだった
とある部活の日のとき
「のう、お前さん。俺とペア組まんかのー？」
今日は、ダブルス練習。特にペアの決まっていない一年は勝手に組めと言う無茶ぶり
「いいぜ」
特にペアのいないので組むことにした
「仁王、お前ダブルスしたことあんの？」
「ない」
「即答かよ。まぁ、俺もだけど」
「なんじゃ、お前さんもか」
まぁ、なんとかなるぜよって軽い口調で言う仁王。何でこんな自信ありげなんだよ。どっから来るんだよ。その自信は
これから、三年と試合だぞ
「なんじゃ、緊張しとるんか？」
「うっせー」
「クッ、クッ、クッ、お前さんええ技持っとるじゃろ、自信もちんしゃい」
そう言いながら
余裕そうな顔で壁打ちをしている仁王
だから、なんでそんな自信があるんだよ
だけど
こいつはいい奴だ
この前、泣いている子供に少し戸惑いながらも飴をあげてるところを見た
変なしゃべり方だし
よく、サボってるし
意味わかんねーこと言ってるけど
いい奴だ
この事がきっかけで俺と仁王は仲良くなって、仁王ん家に行ったらAがいて
姉ちゃんがいるってのは聞いてたけど弟とか初耳で、
たぶん、赤也と同じ反応してたのを覚えている
俺が２年でAが一年
俺は、気がついたんだ
いつも、困った顔してくるAが俺が仁王ん家から帰るときに見せる笑顔に
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恋に落ちたんだ
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一林(プロフ) - 白さん» え、嬉しい。ありがとうです！！ (2021年3月11日 0時) (
レス) id: 91093f8434 (このIDを非表示/違反報告)
白 - とても面白いです！更新頑張ってください！応援しています^ ^ (2021年3月9日 23時) (レス) id: 17d93a079a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一林 x他1人 | 作成日時：2020年9月27日 0時
