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次に目を覚ました時目の前にはさかたが居た
❤️「ああ！！！！！A！！！！！」
泣きそうな顔をして私に抱きついてきた
❤️「ほんとにごめんなぁ…… 辛かったやろ…ほんとにごめん……」
「さ、さかた…？もう大丈夫だから…」
💛「ほら、さかたAちゃん目覚ましたばっかなんやなら抱きつくなって」
「センラ…」
💛「おはようAちゃん。こうなった訳…うらたんから聞いた…？」
少し言いづらそうに顔を背けるセンラ。
少し珍しい顔かも…
「聞いたよ。でも怒ってないし、悲しんでもない。私は元気だし大丈夫！」
💛「………そう、無理はせんといてね…」
それでもやっぱり申し訳なさそうなセンラ。
大丈夫なのになぁ、
💛「そしたら少しやる事あるからちょっとじゃあここ離れるわ。さかた、よろしく頼んだかんな」
❤️「わかってるって！」
最後に短くじゃあと言ってわたしの部屋兼うらたの部屋を後にしたセンラ。
「…………」
あんな申し訳なさそうなセンラ初めて見た。
❤️「センラはな…1回こういうことで人を入院させたことあんねん。」
「え？！」
❤️「まぁ正当防衛としてセンラは特に処分されたりとかはなかったけど、入院した子はまだ目を覚ましてないらしいで」
どうして……？
あんな温厚そうなセンラがどうして？
疑問しか頭に浮かばなかった。
❤️「センラあいつ結構モテるらしいで。知らんけど。」
少しムスッとして言うさかた。
❤️「そんでしつこくまとわりついてくる女の子…まぁそれだけじゃなくて、センラに惚れ薬とか盛ってたらしいんやけど……その子に魔法ぶつけちゃったらしいで」
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作者名：むん | 作成日時：2023年5月29日 21時
