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｢……ぅん…？｣
まぶしい
1番最初に思ったことはそれだった。
その次にすごく体がだるい。
💚｢はよ｣
｢…え？うらた…？｣
💚｢まぁずいぶんとよく寝てたな｣
｢今何時……？｣
💚｢朝の9時半｣
｢え？！授業は？！｣
💚｢どう考えてもお前授業出られる体じゃねぇだろ｣
｢え？どういう…？｣
💚｢俺ら……厳密に言えば俺は関わってねぇけど、あの3人がお前が意識ないうちに魔法かけたんだよ。｣
｢魔法を…？｣
💚｢そう。…本音を吐かせる魔法。｣
｢え、どうして…｣
少しショックだった。
距離が縮まったと思っていたのに、彼らは私のことを信用してなかったのだろうか。
本音は別にあるって初めから私を信じてなかったのかもしれない。
そう思うと、なんだか涙目になって来てしまった。
💚｢ええ？！ちょ、泣くなよ…べ、別にお前のことを殺そうとか食おうとかって思った訳じゃねぇって…｣
｢で、でも…… そうだったとしても…。どうして？…どうしてそんな魔法をかける必要があったの…？｣
縋り付くようにうらたを見つめる。
少し困ったように眉を下げて、初め見る優しく、少し困った顔で笑いかけてきた。
💚｢大丈夫。安心しろ。」
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作者名：むん | 作成日時：2023年5月29日 21時
