・ ページ11
💜「そういえば部屋割り決めてなかった」
❤️「確かに〜!!」
そういえばそうだった。
部屋に入ってそうそう自己紹介や私の話、それが終わったら夜ご飯とバタバタで決めることさえ忘れてた。
❤️「おれ1番おっきい部屋がええ！」
💚「1番でかい部屋ってなんだよ」
❤️「え？うーん3部屋用意されてるんやから、2・2で分けてあと一人は1人で部屋使えんねん！」
💛「ちょっと待って？その一人部屋をさかたが使うって？」
❤️「うーん使いたいなって思ってん！でっかい部屋憧れててさ〜！」
💛「さすがに一人部屋は女の子やろ」
なぁ？と言わんばかりの目でこちらを見つめるセンラさん。
た、確かに2・2で分かれた時男の人と同じ部屋になったら着替えは？とかなるし…
できるなら一人部屋がいいとかこっそり思ってたけど……
❤️「ん？なんで？なんで雑魚ちゃん？」
💜「え？お前少しは考えてみろよ」
💚「そもそも女が複数いたとしても、男と同じ部屋で生活すんのきついでしょ。男4人の生活でもきついのにそこに紅一点。女1人なんて気まづくね？」
そう。それを言いたかった。
あー確かに〜と納得したような反応を見せるさかた。
でも、小声でやっぱりおれ一人部屋がよかった…って言うのを聞き流せなかった。
「…あーでもルールとかめんどくさいことになっちゃいますけど、そういうの作ってくれるなら私一人部屋じゃなくてもいいですよ…？」
❤️「ほんとに？！」
💛「さかた待てって。危険やろ？」
💜「でも雑魚ちゃん1人ってのも危険な気するけど。だって弱いし。」
グザ…
確かに私1人しかいない場所で、なにか怪物でも来たら一溜りもない、、
「………じゃあ俺いいよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むん | 作成日時：2023年5月29日 21時
