今日:11 hit、昨日:11 hit、合計:18,056 hit
小｜中｜大
・ ページ1
魔法が当たり前となった世界___
強い魔力と高い知性を持った者が上へ上へと登れる。そんな社会。
あいにくどちらも兼ね備えていない者は、
上の者の下でただ生をすり減らして働くのみ。
……きっと私は後者だろう。
人生を16にして諦めた雑魚魔法使い。
環境を恨むか、生まれてきた時代を恨むか、それとも出来の悪い自分を恨むか。
知能の低い者は他人のせいにしかできないって誰かが言ってたっけ。
今日も強い魔法使いに怯えながら生きていく。
入学した学校は、恐ろしいくらい周りのレベルが高すぎる。
周りに置いていかれないように必死について行く授業。
体力も魔力ともないから、倒れないように必死に踏ん張る実践体育。
こんな毎日に蓋を閉じてゆっくり眠りたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むん | 作成日時：2023年5月29日 21時
