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斑目「あ、Aさん！」
『ん？斑目くん？』
斑目「何処行くんですか？」
『千里さんに書類渡しに行くんだよ』
斑目「そうなんですね！じゃ、僕もご一緒します(キラン)」
斑目くんは毎回毎回カッコつけみたいな感じしてるけど、もっと自然な方がいいと思うけどなぁ…
まぁ、彼のそんな所がいいとこでもある、か。
斑目「そういえばAさん昨日大丈夫でしたか？」
『ん？あぁ、大丈夫だよ！た…皇子山さんが助けてくれたから(笑)』
あの後ご飯食べてからどこに行くわけでもなく真っ直ぐお家に送ってもらった。
一瞬「俺ん家くる？」って言われるかなぁと思ったのに「今日は家でゆっくり休め」だって。
分かってる、彼の優しさくらい。
それでもやっぱりさ
一緒にいたいって思うじゃん。
斑目「…ん？…さん！Aさん！」
やばい、斑目くんに呼ばれてるの全然分からなかった
斑目「ぼーっとしながら歩いたら危ないですよ！13係着きましたよ！？そのままじゃ扉に衝突ですよ！？」
『へ？あっ…』
頭では思ってても足は前に出てしまっていて、ぶつかるって思った割には、ぽすっと柔らかい衝突で…
何処か安心する香りだなぁなんて思っていたら
皇子山「なにやってんだ？」
丁度扉を引いた隆俊の胸に飛び込んだような形になってしまっていた。
『あ…』
皇子山「ったく、なにやってんだ？ちゃんと前見て歩け」
ったく、なんて言いながらも通り際に頭に手を置かれ口角は少し上がっていた隆俊
やっぱりかっこいいなぁなんて遠ざかっていく彼の背中を眺めていた。
斑目「Aさーん？」
『ん？ごめん、なんだっけ？？』
斑目「Aさんと皇子山さんって付き合ってたりします？」
『は？』
斑目「いや、皇子山さんのあんな顔初めて見ました」
斑目「普段は眉間に皺寄せてたりしてることしかないので。もしかしてそうなのかなぁと思って！」
違いました？って聞いてくる斑目くんに、そこで胸張って彼女だよ！って言えばよかったんだけど、小平さんのこととか、昨日はご飯食べたけど仕事以外で殆ど連絡を全然とってなかった私は斑目くんに対して何も言えずただただ苦笑いをするしかなかった。
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葉紅(プロフ) - もう更新しないんでしょうか？すごく面白いので続きが見たいです。更新楽しみにして待っています！ (2020年10月9日 18時) (
レス) id: 915a610475 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー(プロフ) - とても面白くて楽しみです(^-^) (2018年12月17日 22時) (レス) id: 5a826c2c2f (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - 今後の展開が気になります！ (2018年12月17日 14時) (レス) id: 4830e71a8d (このIDを非表示/違反報告)
浅緋(プロフ) - 亞鬼さん» コメントありがとうございます。皇子山さんのイメージ壊さぬよう頑張りますね！リアルが忙しく更新が遅いですが完結まで持っていきますので最後まで読んで頂けると嬉しいです。 (2018年12月11日 16時) (レス) id: 05559c83eb (このIDを非表示/違反報告)
亞鬼 - 更新ありがとうございます!!!皇子山さんが素敵すぎてヤバいです(><) 無理しない程度に頑張ってください！ (2018年12月2日 21時) (レス) id: dff663d9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅緋 | 作成日時：2018年11月18日 15時
