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皇子山「ーー…い、…きろ」
んぅー…うるさいなぁ…
皇子山「…、おいAそろそろ起きろ」
『んー？隆俊ぃ？』
え？やば…普通に寝ちゃってた？
皇子山「あぁ。ほら、起きたなら行くぞ」
そう言って降りようとした時に見えたのはフレンチレストラン。
『え？』
どんだけ好きなのよ…
皇子山「ん？」
『…私今日フレンチはちょっと…』
皇子山「チッ…」
ごめん、でもさ…
こないだ斑目くんと小平さんの会話聞いちゃったんだよね
小平さんといっつもフレンチ食べてたんでしょ？
流行りの泥棒は捕まえられないとか…
斑目くんが隆俊と小平さんが何処のフレンチレストランに行ったとか聞いてもないのにベラベラ教えてくれたんだよね…
皇子山「……が、いい？」
『ん？』
皇子山「何がいい？？」
『んー…』
そう言ってドアを閉めて座り直した隆俊
正直あんま食べたくないんだけどなぁ…
てか、あれ？？
ここの店って…
『ねぇ、隆俊…ここって』
皇子山「あ？前に約束しっぱなしで来てなかっただろ」
なんで…
結構前だよ？
私が行きたいって駄々こねたの
隆俊が捜査一課の時じゃん
なんでそんな前の事覚えてんのよ…
皇子山「A？どうした？」
『やっぱりここにしよ！』
皇子山「無理するな、お前の食べたい所でいい」
『いーの！』
じゃ、行くか。と言って車を降りてフレンチレストランに向かって歩く隆俊
片手をポケットに突っ込んで歩く姿はやはりかっこいい
レストランについて席に座る。
『うー…どっちにしようか悩む』
私はメニュー表とにらめっこ
『隆俊決まった？』
もう既に決まっているかのようにメニュー表をロクに見ようともしてない隆俊
メニュー表見てないってことはやっぱここも小平さんと来たからなのかな？
久々の隆俊とのご飯で楽しいはずなのに心が晴れない。
皇子山「で？決まったか？」
『へ？あ、あのね、これかこっちかで迷ってて…って、ちょっと隆俊！？』
まだどちらにするか決まってないのに定員に私が迷ってる2つをお願いし始めた。
『ねぇ、私2つも食べれないよ？』
皇子山「…バカか？」
『え？』
皇子山「好きな方を食べればいい。俺は残った方で構わない」
いつもそうだろ？と言われて思い出した。
隆俊は私が悩むからメニューを見ないんだ
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葉紅(プロフ) - もう更新しないんでしょうか？すごく面白いので続きが見たいです。更新楽しみにして待っています！ (2020年10月9日 18時) (
レス) id: 915a610475 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー(プロフ) - とても面白くて楽しみです(^-^) (2018年12月17日 22時) (レス) id: 5a826c2c2f (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - 今後の展開が気になります！ (2018年12月17日 14時) (レス) id: 4830e71a8d (このIDを非表示/違反報告)
浅緋(プロフ) - 亞鬼さん» コメントありがとうございます。皇子山さんのイメージ壊さぬよう頑張りますね！リアルが忙しく更新が遅いですが完結まで持っていきますので最後まで読んで頂けると嬉しいです。 (2018年12月11日 16時) (レス) id: 05559c83eb (このIDを非表示/違反報告)
亞鬼 - 更新ありがとうございます!!!皇子山さんが素敵すぎてヤバいです(><) 無理しない程度に頑張ってください！ (2018年12月2日 21時) (レス) id: dff663d9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅緋 | 作成日時：2018年11月18日 15時
