せ ん ぱ い ！

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『失礼します、』





あれ…？






保健室に入ったけど、誰もいない








とりあえず消毒、？

の前にソファー座ろう…






「あれ、Aちゃん？



ってどうしたのその傷？！」









ベッドのカーテンが勢い良く開いたと思ったら








中には顕嵐先輩…、







『さっき転んじゃって、』







「手当てしなきゃ！ってどうすれば…」








わたわたする顕嵐先輩がかわいくて、








痛みなんて吹っ飛んだ








「あれー、お客さーんかなっ？」








急にキラキラしてる人登場







白衣着てるし…保健室の先生？








「ちょっと中島先生！Aちゃん助けてあげて！」








「結構派手に転んだねー？

って、薬塗る前に一回膝洗わないと。

立てる？」








『が、頑張ります…』








さっきはなんとか歩けたけど、痛い








「膝やっちゃってるから歩くのもしんどいか、

顕嵐ー？

水道のとこまで連れてってあげて？」








…え？




いやいや恥ずかしいから…







『大丈夫です、歩けます』







って気づいたら体が宙に浮いてる、？



これは…



お姫様だっこってやつですか…？








『いや、顕嵐先輩！いいですって！』







抵抗してみるも、先輩は聞いてくれなくて







恥ずかし過ぎて、嬉し過ぎて






今絶対に顔真っ赤だ、




.

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