せ ん ぱ い ！

12 ページ12

顕嵐side



せっかくAちゃんと知り合えたのに







全く行動に移せないまま1ヶ月が経つ









ため息が止まらない、









なーんかやる気でないしサボろ









「岸くん、先生に適当に言っといて」









「ああー！俺が先にサボろう思ってたのにー！」






ぎゃーぎゃーうしろで騒いでるけど







きっと宮近がなだめてくれるはず…、









保健室に向かう途中、体育着姿のAちゃんとすれ違う









かわいいわー







ポニーテールたまらないわー









Aちゃんは俺に気づいたみたいで









『顕嵐先輩！こんにちは！』









かわいいわー








『顕嵐先輩ー？おーいっ！』







背の小さいAちゃんは俺の視界に入ろうとしているわけで









たまらなくかわいいわー








「おはよー、これから体育？」







『そうなんです、男子はバスケで女子はリレーの練習です！』








どうやら体育祭の練習らしい









「そっか、頑張ってね」







もっとずっと話していたいけど








チャイムによってそんな思いは打ち消される









『先輩も授業、頑張ってくださいね！』









やばい、遅れちゃう！
先輩、それじゃ！




って友達と一緒に走って行った









(Aいいなー、顕嵐先輩と知り合いなんて！)



って聞こえてきたけど、






俺的にはAちゃんと仲良くしてる君たちのほうがよっぽど羨ましいよ。








.






――――――――――――――――――

こんにちは、

朝からアクセス数が伸び、、
お気に入りしてくださってる方もいて
大喜び中でございます(＞_＜)

夜に更新しようかな、って思ってたんですが
テンション上がり過ぎて、1話だけ更新してみました、(笑)

今日もたくさん更新する予定です！

実年齢と違う！◯◯くんはこんなキャラじゃない！、、などツッコミどころ満載かと思いますが、暖かく見守ってくださると嬉しいです。


作者より。

13→←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す