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＊ ページ18
｢ッざけんな！｣
勢いよく身体を反転させて化け物たちを振り払う。そのまま猫又の背に札を飛ばしてやる。
｢おっと、お兄さん物騒だね。……でもちょっと届かなかったかな｣
そのまま札は煙を上げて跡形もなくなってしまう。翡翠の男は馬鹿にしたように口角を釣りあげた。そして俺を切り裂こうと片腕を上げる。
｢残念だったね、ッ！？｣
｢やめて！｣
衝撃を前に固く閉じていた瞼を開けば奴を必死に止めるAの姿。
｢A……？｣
｢やめて、……やめて、ください｣
｢……Aはこいつがしんだら、かなしい？｣
猫又はどこか不安げに問う。
｢かなしい、です｣
｢そっかぁ……｣
男が地面に降り立ち、此方から数歩離れる。そしてAの拘束ももう解けたようで彼女との間には少しの隙間が生まれた。
｢皆、今日は帰ろっか｣
｢え？ちょっ、うらたさ｣
｢じゃあね、A……………またね｣
猫又──うらたと呼ばれた男がAに顔を近付け、姿を消す。残されたAは軽く頬を朱に染め…………っては？
｢あんの糞猫次会ったら絶対に殺してやる…………｣
｢ちょっと落ち着いてください坂田様！！｣
｢いんやAお前も悪い！｣
｢こ、困ります！｣
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飴依存症の人*神作掘り出し隊(プロフ) - すげえ…どれも良かったけど菊花さんので泣いちまったよ…。 (2019年9月13日 16時) (
レス) id: 9ac419bf0d (このIDを非表示/違反報告)
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