No.3 ページ3
Aは年下なのに
たまにどっちが年上なのか
分からなくなるぐらいしっかり者。
忙しくてなかなか一緒にいれないときも
『ナムオッパ
お仕事楽しんで頑張ってきて!』
の一言のおかげで頑張れたし
支えてくれるから長い付き合いが出来ていた。
どこかで寂しい想いを
させているかもとは思っていた。
でも忙しすぎる日々に追われて
Aの寝顔に挨拶をするためだけに
家に帰る日々がここしばらく続いていた。
ヒョンに
『Aちゃん本当は
寂しがってると思うけど』
とボソッと言われたこともあった。
ドキッとはしたものの
まさか別れを切り出されるほどの
大問題になるとは思っていなかった。
忙しいながらも
ツアーに向けて練習の日々が続いて
充実感に満ちていたある日。
『ナムオッパ。ごめん、別れてほしい。
ナムオッパの活動に私は邪魔になる。』
まさかと思った。
邪魔だなんて思ったことはなかったし
もうすぐで2年目になるこのタイミングで?
『ごめん。
今日は友達のところ泊まる。』
そう言われたら
引き止める術はなく
ただただ真っ白になっていく頭で
ぼーっとするしかなかった。
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作者名:琉歌 | 作成日時:2021年1月23日 21時