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＿大橋side＿＿
登場後は全員が必死に、楽しく、全力で、歌って踊った。
目に余るほどのアンチ団扇が心を蝕みそうになる。
心配でAちゃんを何度も見る。
こんな状況でも笑顔を作って全力でファンサをして、自分を魅せるAちゃんに心打たれる。
着替えは特に別ブースを設けるわけでもなく誰よりも早く丁寧に済ませて位置に着く。
次の曲が終わったらMCというところで俺に向かって一言いうAちゃん。
『アイドルって、楽しいね』
メンバーで目を合わす。
なんも心配すること無かったんやな。
俺らが不安になってAちゃんが居らん時に万が一のことを話し合ってたけど全く必要なさそうや。
Aちゃんの一言に全員が笑顔になる。
でも、俺らが安心したのはほんの一瞬だけやった。
❖
大橋「みんなー！！楽しんでるー？？？」
「きゃー！！」
大橋「おお！そうかそうか！！よかったー！」
道枝「みんな来てくれてありがとう！！」
「きゃー！！」
大橋「俺らから改めて紹介させてもらうな！流川Aです！」
「…………」
『皆さん！初めまして！流川Aです！』
「…………」
聞こえてくる歓声が明らかに少ない。
男性の声の方よくが聞こえてくる。
それでも続けるAちゃん。、
『初めてのライブですけれども、皆さんに笑顔をお届けできるよう私自身も楽しんで走り回りたいと思います！みんなで盛り上がろうね！』
そう言い終わった途端、何かが目の前をかすめる。
そう。
アンチ団扇やった。
この距離でどうやって飛ばしたんってぐらい綺麗にAちゃん目掛けて飛んできた。
一瞬メンバーの顔が引き攣る。
Aちゃんはその団扇を拾って飛んできた方へ歩き出す。
やばい、どうしよう。
『危ない危ない！頑張って作ったんやからしっかり握っとき〜』
「…………」
少しの間を挟んで一斉に響き渡るブーイング。
長尾「あれっ！？豚さん紛れ込んでへん！？」
高橋「確かに、どこや？探せー！！」
笑顔の下に少しイラついた表情をした謙杜の言葉を聞いたアンチは一瞬にして黙る。
やっぱりこうなるか。
『アホなん？スタッフさんが豚入れるわけないやん』
大西「アホなん？頂きました〜」
機転を利かせた2人がAちゃんのファンに少しの笑いをもたらす。
不安よやっぱり。
顔には出さんけど……
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じぇにー。(プロフ) - saranさん» 喜んで続きを見させていただきました！！寝る前に続きあるかな？って確認したら一気に更新されてて声出ました笑まさか血だらけでライブに出る発想が出るなんて…少し小説齧ってたので主さんのストーリーの書き方凄い尊敬します…マジでマジで頑張って下さい！！ (2023年2月27日 0時) (
レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - じぇにー。さん» コメントありがとうございます！作り出したキャラクターにそのような暖かいお言葉をいただけてとても嬉しいです…！！これからも是非読んでください！ (2023年2月24日 20時) (レス) id: b5ec4b1529 (このIDを非表示/違反報告)
じぇにー。(プロフ) - メンバーに支えられるだけじゃなく、支えてくれてメンバーの好意もいざとなれば不必要だって言い放つ流川ちゃんカッコ良すぎて自分が流川担になりそうなくらいです…🤧めちゃくちゃ面白いので辛いこともあるかもですけど、これからも頑張って下さい！ (2023年2月24日 3時) (レス) @page40 id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saran | 作成日時：2023年2月2日 22時
