推しの綱海の妹になったんだけどこれなんてご褒美？ (ページ7)

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7話ページ7

生後13ヶ月、とうとう生まれてから一年と一ヶ月が経った。え？ケーキは食べたか？離乳食だよ、バカ！

さて、今は12月。世間がクリスマスで浮かれてくる季節だ。リア充め。いいし、私にはにーにがいるもんね。

そんなことを思いながら、ベッドで一人練習する。そう、言葉の練習をね！

自分の気持ちを上手に伝えられないのは、思った以上に辛い。すぐにイライラしてしまう。そりゃ赤ちゃんも泣くわ。私は泣かないけど。

とにかく、そういうわけで今練習中なのだ！

まずは“私”からかな？いや、一歳児で“私”はおかしいか。じゃあ自分の名前だね。

「う、うー。ちゅ、ちゅあ、つ……あ…」

待って、喋るのってこんなに難しかったっけ。名字すらまともに言えないんだけど。

「つあ、あー……に、な……。つ、な…い」

そういえば話は変わるんだけど、やっぱイナズマイレブンの世界に来たんだったら、みんなに会いたいよね！原作の始めからだと作者が面倒くさがるし、漫画も持ってないから無理なんだけど、エイリア学園のときは私もなるべく協力したいんだよね。

だから、私が歩いたり走ったりを自由にできるようになったら、サッカーボールを買ってもらって練習しようと思う。

あと、私の中で結婚したいアニメキャラNo.1である豪炎寺とイチャイチャしたい……！結婚して毎日「おはよう、A……」って言ってもらいたい！その為にもサッカーできるようになんなくちゃ！

「つ、な、いー。い？み、み……、つ、な、み」

あと聖帝のときの豪炎寺。あのちょっと悪そうな感じのが凄い好き。初めて見たときは、豪炎寺がグレた！と思ったが、そうじゃなかったようで安心しました。なんか思ったよりチャラチャラしてた。イシドシュウジ、髪まで染めてピアスして。終いには赤いスーツ！

「つ…なみ、A……。綱海A！！」

言えたよー！！おかーさーん！おとーさーん！にーにー！私、言えました！言えるようになったどー！！

冬にしては暖かい沖縄。そこで、私は自分の名前を言えるようになりました。

因みに、結婚したいアニメキャラNo.2は、ヒロアカの轟くんです、はい。