監視係は仕事をしたくない3（ディズニー短編集）

62 最後は （パフェクリ全） ページ4

チップ・デール「クリスマスだ〜！！！」

マックス「父さん、早くッ！！プレゼント開けるよ！」

グーフィー「ちょっと待ってくれよ〜…」

ドナルド「僕も僕も〜！！！」

デイジー「ドナルド！マックスが先よ！」

ミッキー「そんなに慌てなくてもプレゼントは逃げないよ(微笑」



ミッキー達はディナーそっちのけでサンタさんからもらったプレゼントを開ける


そんな中、1人だけ残る影が。


A「行かないんですか、ミニー？」


ミニー「ふふ…行くわよ？」


A「…何かありましたね。どうしたんですか？」

ミニー「…バレちゃった…
…実はね、今日でもうみんなと、ショーに出られないなって思って…」

ミニーが悲しそうに言う


『みんな』とはクリスマスだけ動ける子達のこと


つまり、プレゼントの子達や雪だるま、聖歌隊…


ミニー「ほら、あの子達って毎年クリスマスで元の姿に戻ってしまうでしょ？
次会えるのは一年後…そう考えるとクリスマスって来て欲しくないのよね(悲笑」

A「…そうだね、でも」

A「クリスマスにしか会えないからこそ、特別な存在になるんじゃないかな(笑」

ミニー「？？どういうこと？」

A「毎日会うのも特別な存在になると思う。例えばミッキーとかね。でも、その時期にしか会えない方がより特別な感じがしない？(笑」

ミニー「…そうね、そうだわ！！ありがとうA！」

ミニーはいつもの明るさに戻った

ミニーがミッキー達とプレゼントを開ける姿を見届けると、私はその部屋を出た

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