天才的な演技力 ページ38
「ふむ、Aくんがエチュードを……」
「はい！とってもお上手で……私キュンキュンしちゃいました！」
練習後、談話室にいた団員にAの演技を語る監督さん。
俺の隣ではAが照れ臭そうに笑っている。
談話室にいるのは俺達と監督さん以外に誉さん、左京さん、綴、臣、天馬だ。
「私も久しぶりに見たかったね」
「有栖川は見たことあるのか？」
「学生の頃にね。何度か観劇したが……矢張り一番思い出深いのは『マイローズ』だよ」
「懐かしいですねぇ……誉さんと話すきっかけでもありましたし、私の初舞台でしたから」
「『マイローズ』……学生演劇では結構有名っすよね。何役だったんすか？」
流石綴。学生演劇の脚本も分かるんだ。
「ミシェル役だったよ」
「えっ、てことは初舞台で準主演……？！」
綴の言葉に誉さんと俺以外が驚きの表情を浮かべる。
「凄いな……」
「しかもミシェルって一番難しい役だろ？」
天馬まで知ってるとは。
「でも確かに、あの演技力なら納得かも……」
「え、何ですかこれすごく恥ずかしいんですけど……」
「さっすがA天才役者ー」
「至さん、棒読みって言葉ご存知ですか？」
「その今にも殴りかかってきそうな拳をひっこめるなら答えるよ」
あー怖い怖い。
ちなみに俺は今までの会話中一切ゲームから目をそらしてない。
どうも、神ゲーマーたるちです。
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キャラメルドロップ(プロフ) - 暁さん» コメントありがとうございます。酔った至さんは絶対入れたかったので可愛いと云っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2017年6月23日 21時) (
レス) id: 2ac9dd5393 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 酔った至さん可愛い！！ (2017年6月23日 10時) (レス) id: 76ea3d36a7 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルドロップ(プロフ) - コメントありがとうございます。マイペース更新ですがこれからもよろしくお願いします (2017年6月20日 17時) (レス) id: 2ac9dd5393 (このIDを非表示/違反報告)
優 - 至さん､､、最高！！！ (2017年6月20日 17時) (レス) id: cf1c8d1141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャラメルドロップ | 作成日時：2017年6月12日 2時
