さんじゅう ページ34
午後の授業を終わらせて部室に行こうとした時。
?「おーい坂田!!」
後ろから聞きなれた声がした。
坂「ん?おぉ!矢戸!」
矢「部室行こうとしてたんだろ?なら一緒に行こうぜ!」
坂「おう!」
矢戸佐輔(やとさすけ)、クラスは離れてるけど俺の友達だ。一緒の部活に入ろうと誘ってきたのもこいつだ。
矢「お前、女子からの人気がスゴいぞw俺のクラスでも話題になってるw」
坂「ぐっ……言わないでくれ……」
あれはもう、黒歴史確定や………
矢「あっはっはッ!!まぁ、いんじゃね?女子からモテモテでw」
坂「違う意味でモテモテになっても嬉しくないわ…」
矢「残念だったなw」
矢戸とは千羅と同じで中学からの仲で部活でもずっと話してるくらいだ。
そして部室について扉を開けた。
坂矢「「こんにちわー!」」
部室に入り、適当に机に座り一息つく。
坂「矢戸くーん。疲れたー」
矢「おい爺さん、大丈夫か?w」
坂「大丈夫じゃ〜…って誰が爺さんや!」
矢「ノリツッコミお疲れ!」
坂「おい!僕で遊ぶな!」
もう!!矢戸ってやつは…!
坂「僕で遊ぶ奴にはこうしてやるぅ…おらおらおらぁ!!」グリグリ
矢「痛い痛い痛いッ!!」
坂「反省したか?」
矢「すんませんすんません!!俺が悪かった!!」
坂「よし!許してやろう!」
矢「いってぇ……」
こんなバカをやれるのは千羅とこいつだけ。まぁ、矢戸の方がいじりやすいから矢戸とばかりバカやってる気がするけどw
浦「こんちわー」
あっ!浦田さん!だけどそのまま浦田さんって呼べばいいのか、それとも浦田先輩って呼べばいいのか……。
坂「う〜ん……」
矢「どうしたんだ坂田?」
坂「ん〜…」
矢「ん?……あっ」
坂「う〜ん……」
浦「わっ!!」
坂「ぎゃっ!?」
浦「っwやっぱりお前の反応面白いなぁ!」
坂「もう!ほんまにびっくりしたよ!浦田さん!!」
浦「ごめんってw」
坂「もう!!」
矢「あ、あの先輩?」
浦「ん?」
矢「坂田と知り合いなんですか?」
浦「あぁーそうだよ。」
矢「へぇー」
坂「浦田さ〜ん。」
浦「ん?なんだ?」
坂「呼んだだけやで〜」
浦「このやろ〜」
きゃー(棒)なんていいながら目を瞑ると、ぽんっと頭を軽く叩かれた。
矢「仲いいですね。」
浦坂「「ん?/え?」」
矢「いや、やけに仲いいなって…」
浦「まぁ、こいつのテンションが高いからな。それに合わせてるからそう思えるんだろ。」
坂「さすが浦田さんや〜」
浦「はいはい。」
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ekusiadono(プロフ) - ゆきさん» それは良かったです! (2019年11月20日 23時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はい大丈夫でした (2019年11月20日 23時) (レス) id: 7b2a14a0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ekusiadono(プロフ) - ゆきさん» あ、できましたか? (2019年11月20日 23時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - すみません色々と教えてくださりありがとうございました (2019年11月20日 23時) (レス) id: 7b2a14a0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ekusiadono(プロフ) - ゆきさん» [マイページ]を開いて[設定]が上にあると思うので、そこで変えることができますよ。 (2019年11月20日 23時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八雲橙 x他1人 | 作成日時:2019年9月7日 5時