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じゅうろく ページ20

 
 
 
キーンコーンカーンコーン


授業が進み、4時間目の終わりのチャイムが鳴った。


「起立、気を付け、礼!」
委員長が号令を掛け、挨拶をし終わると、ちょっと他の学校より長めの昼休みだ。


坂「んん!昼休みや!!ご飯やご飯!!」

千「ほんま食いしん坊なぁ…w」

坂「もうお腹空いたんや!早くおばちゃんのパン買いに行こうや!!」

千「はいはい、ちょっと待ってな……。あれ、財布が見当たらん。ごめん坂田、先行っといて!」


「オッケー!」といい、駆け足で一階に降りた。


一階にあるおばちゃんのパンを買いに1年から3年までが昼休み、ここに集まる。


坂「うわぁ…今日もまた大変そうやな…」


一言で言ったら、デパートでセールしてるとこに、突進する女の人たちみたい・・・


「「「「「キャーッ!!」」」」」


っ!?ひ、悲鳴?どこからから!?


「「キャー!!志麻様よー!!」」


志麻、様?
ま、まさかね?志麻さんがそんなこと
・・・


志「あっ、さかたんやん!朝ぶり!!」

坂「・・・ほんまに志麻さんやったか。」


志麻さんが、後ろに女子を引き連れて僕の前に来た。


浦田さんは…………いない、か。


志「ん?もしかして浦田さん探してる?」

坂「っ!?べ、別に?」

志「さかたんも素直やないなwあっ、パン買うつもりやったんか?」

坂「ま、まぁ……」

志「そうか。あ!何が欲しい?俺が買ったるで!」

坂「え!?で、でも…」

志「いいのいいの!浦田さんの後輩君で友達なんやし!で、何が欲しん?」

坂「え、えっとー………メロンパン。」

志「だけ?」

坂「え、あと…クリームパンが欲しい、です。」

志「ん、わかった!ちょっとそこ退いてくれる?」


志麻さんがそう言うと、皆志麻さんのことに気づき道を開けた。1年生と思われる人達もだ。


・・・マジで?


志「おばちゃん!いつものとメロンパンとクリームパンちょうだい!」

おば「あいよ、志麻君相変わらずイケメンだねぇ。」

志「そんなわけないやん!」

おば「いやいや、充分イケメンだよ。はい、今回は特別だよ。」

志「え?いいの?」

おば「いいよいいよ。その顔が見れただけで充分だよ!」

志「ありがとう!また来るな!」

おば「いつでも来てちょうだいね〜」


え、怖っ。ただでもらっとるやん…
こっちに歩いて来た志麻さんはメロンパンとクリームパンをくれた。


坂「え、えっとー志麻さんって何者?」

志「ん?んー、ただの2年生?」


いやいや、ただの2年生はこんな事にはならんって…

じゅうなな→←じゅうご



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ekusiadono(プロフ) - ゆきさん» それは良かったです! (2019年11月20日 23時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はい大丈夫でした (2019年11月20日 23時) (レス) id: 7b2a14a0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ekusiadono(プロフ) - ゆきさん» あ、できましたか? (2019年11月20日 23時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - すみません色々と教えてくださりありがとうございました (2019年11月20日 23時) (レス) id: 7b2a14a0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ekusiadono(プロフ) - ゆきさん» [マイページ]を開いて[設定]が上にあると思うので、そこで変えることができますよ。 (2019年11月20日 23時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八雲橙 x他1人 | 作成日時:2019年9月7日 5時

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