恋をしたのは一つ上の先輩でした。 (ページ15)

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じゅういちページ15

　
　
　
浦田さんに「面白いことがあるから着いてきて！」と言って着いてきてもらってるやけど、並んで歩いて気になることがあった。

坂「浦田さんって小さいよな。」

浦「おい、坂田。それを俺に言った奴の末路を知ってるか？」

坂「あ、いや…えっとー…とりあえずごめんなさい！！」

浦「ふんｯ！二度と小さいって言うなあほｯ！」

怒られた。というか殺されよった……

坂「着いたで！」

浦「面白いことってなんだよ。ここ俺の家の裏だろ？」

坂「浦田さん、表札見てみ♪」

浦「ん？表札？………[坂田]・・・は？え、てことは……」

坂「そう！ここは僕ん家やで！」

浦「嘘だろ！？近っ！！」

よし、頑張ってあれを言うんや！

「まじか…」と言っている浦田さんに声をかける。

坂「もしよかったらやねんけどさ…月曜日から一緒学校登校せぇへん？…//」

少し照れながらもちゃんと言えた！

浦「いいぞ！」

坂「ほんと？」

浦「うん！しかし、こんな家が近いなんて思わなかったなぁ…」

案外あっさりオッケーをもらえた。
やっぱりせんぱ…浦田さんって、優しい人やなぁ…

浦「そうそう、詳しい事はLINEで話そう？俺腹減った～」

坂「そやね。じゃあまた月曜日！」

浦「おう！」

そう言って、家に帰ってく浦田さんを見送る。

家に入り、速攻で自室に駆け込んだ。

坂父「おい、優。飯だぞー！」

坂「分かっとるわ！ちょい待っとけ！！」

坂兄「？めずらしっ。あの優が飯より優先することがあるなんて…」

なんか兄貴に言われた気がするけど、まぁええやろ。

とりあえず、LINE送っとこ。

坂田8時ぐらいに話させん?

もう完璧に敬語が抜けとるわ……あれの効果すご。

浦田先輩了解～

おし、オッケーやな！さて…ご飯ご飯♪