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「トウマ君、風邪なおったんだね!よかった〜」
トウマが学校に来たことをとても喜んでいる。
本当に優しいな、アヤメちゃん。
「でも、今日ちょっと寒いよね」
腕を擦りながら呟く。
今日の天気は晴れなのに、気温が低い。
「また体壊さないようにしなきゃ」
「うん、もうあんなに辛いのは御免だね」
三人で笑いあった時、授業開始を知らせるチャイムが鳴った。
放課後
さっきまで晴れていた空が、
今となっては雲って、土砂降りの雨が降っていた。
今日は気温も低いし、この雨の中帰ったら流石に風邪を引く。
「うーん···」
でも、この学校に貸し出しの傘なんて無いし···。
覚悟を決めて外に出ようと歩きだした時、誰かに腕を掴まれた。
「何してるの、こんな土砂降りの中で」
「は、ハルヤ···」
聞き覚えのある声に後ろを振り向くと、呆れたような、怒ったような。
そんな顔と声色で聞いてくる。
「俺達がいくら妖怪でも、風邪は引くんだって分かってるよね?馬鹿なの?」
「···そう言うあんたは傘持ってんの?」
「俺はAみたいに馬鹿じゃないんで」
「何かムカつくな···」
馬鹿とか言い合っている間も、雨は変わらず土砂降りのままだ。
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Kaede - 青い闇の力さん» 神小説なんてそんなッ...!ありがとうございます。ボチボチ更新していきますので、これからもよろしくお願いします! (2018年10月3日 14時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - はじめましてかもしれませんが、まずこの小説は....神小説です。あと更新頑張ってください。! (2018年10月2日 21時) (レス) id: 1ea3b01be1 (このIDを非表示/違反報告)
Kaede - 楓さん» おお、皆さん凄いですね...。私はクラスで最高得点を出すくらいしか...。(しかも国語と英語だけ。平均点低い) (2018年10月1日 20時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - Kaedeさん» 私も誰かに教えてほしいです...。でも今回私数学神でした!本当に100点惜しかったです!!数学で高得点久しぶりにとりました(笑)友達に話したら「すごーい」って言われたんですけど100点とってる人4人もいました。 (2018年10月1日 17時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
Kaede - 楓さん» 本当そうですよね!どうしたら良いでしょう笑 (2018年10月1日 11時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kaede | 作成日時:2018年9月13日 22時