【鬼滅の刃】そうしそうあい。【○○してみた・されてみた】

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甘露寺蜜璃


「えっ？」


貴方が自分の正体を知らせるや否や、目を見開いて大粒の涙をポロポロと溢します。
消えていなくなってしまう貴方の姿を見るのがとても辛くなります。

そして貴方をこの世に留めようとするかのように、貴方に覆い被さって抱き締めます。


「そんなのあんまりよっ······Aちゃん」





冨岡義勇


「······行くのか？」


短く、そう尋ねる彼。その言葉が何を指しているかは一目瞭然です。
じゃあね、と儚げに笑う貴方の腕を即座に引っ張ります。どうやら言いたいことがあるそうで。


「······またいつか」


今度はあの世で、と再会を誓います。





煉獄杏寿郎


「百年前、か」


長いな、としみじみと言います。
百年もの間、変化し続けたこの世を見てきた貴方と同じ時間を過ごしているという事実が新鮮に感じているようです。貴方が消える寸前、彼もまた再会を誓います。


「君からすれば、俺が死ぬまでの時間などあっという間に過ぎ去るだろう」



だからすぐにまた会える、と少し悲しそうにする貴方に言います。






不死川実弥


「幽霊だァ？」


嘘だろ、とジト目で見てきます。
ふざけんのも大概にしろ、といつも通り言いますが、内心焦ってます。
目の前にいる貴方が突然消えてしまったら、と今まで失ってきたものすべてを思い出して黙り込みます。しかし、貴方の前では絶対に感づかれ無いように努めます。

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