発見19 ページ21
姫様に付いていったら、普通の一軒家の前で止まった。
流石に両親の許可は下りないのでは、と思ったが
何故かもてなされてしまった。
夕食を食べ、風呂に入って、姫様の私室に入る。
姫様がホットミルクを持ってきてくれた。
飲むと、自然とポカポカしてくる。
心に詰まっていたように感じる何かが、すこしずつ溶けていくようだ。
「······姫様」
彼女の方を向くと、私の気持ちを察したかのように笑みを浮かべて
どうしたの、と聞いてくる。
「明日、帰ってみます。
······許してくれるかどうか、分かりませんけど」
「ええ、それがいいと思うわ。
今は、貴方たちがいてくれないと、こっちも困るのよ」
さっきよりも綺麗な笑顔で、賛成してくれた。
「さぁ、もう寝ましょう」
________
_______________
「全く、Aは何処に行ったのだ······!」
今すぐにでも何かを蹴りそうな勢いで怒りを表す洞潔。
そんな彼を横目に、ハルヤはAが吐き捨てて言った言葉を思い出した。
そして、洞潔に彼女を探すように言った。
この家に帰ってきてもらうため。
彼女にちゃんと謝るために。
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Kaede(プロフ) - 地炎 美羅さん» ありがとうございます!頑張ります(*´∀`*) (2018年11月13日 21時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
地炎 美羅(プロフ) - とても面白いです! (2018年11月12日 19時) (レス) id: 58dbd0a658 (このIDを非表示/違反報告)
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