発見22 ページ24
ハルヤ視点
今日はやけにAの視線を感じる。
ちらりと見ると、なんともない顔をしていたり、眉に皺が寄っていたり。
俺はまた何かしてしまったんだろうか。
見に覚えがないが、昨日と今日の事を振り返る。
もう一度、ちらりと見ると他の所を向いていた。
暫くすると、また視線を感じた。
気になって、聞いてみると何もない、と返ってきた。
忙しなく家中を小走りでうろうろする姿を見ていると、インターホンが鳴った。
「はーい」と遠くで返事をするAが帰ってくるのを待っていたが、なかなか
帰ってこない。
なんとなく玄関へ行くと、困惑した顔をするAと、女子がいた。
何処かで会ったことのある、懐かしい感じ。
彼女は俺を見ると、飛び付いてきた。
「は、ハルヤ様!?」
突然の事に俺だけではなく、Aも驚いたようだ。
ウェーブのかかった腰までの長い髪をうねらせながら、大きな赤い目を開ける。
そして聞き慣れた声で言った。
「酒呑童子久しぶりー!会いたかったよ!」
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Kaede(プロフ) - 地炎 美羅さん» ありがとうございます!頑張ります(*´∀`*) (2018年11月13日 21時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
地炎 美羅(プロフ) - とても面白いです! (2018年11月12日 19時) (レス) id: 58dbd0a658 (このIDを非表示/違反報告)
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