ねぇ、増田先生？ (ページ7)

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陽葵「増田先生は彼女いますかぁー？」

やっぱり、、言うと思ったわ

まぁこんなに顔は整ってるんだから彼女の1人や2人くらいはいるでしょ

『ん〜、、、それは秘密！！個人情報なんでね！』

女「えぇ〜！！教えてくれないんですかぁ？」

『う〜ん、ごめんね？これは秘密だからさぁ』

またまた不思議くん発動

どう考えたって彼女情報より年齢の方が個人情報でしょ

『他に質問ある人ー？、、、もう居ないー？じゃあ、今度はみんなの自己紹介ターイム！！』

イエーイ！！という声もあればえ〜〜という声も聞こえる

そりゃこの学校は3年間クラスメイト変わらないから、今さら感はある

『じゃあ、出席番号1番の人からお願いします。特技とか、趣味とかなんでも大丈夫だからさ。』

うわ〜マジか、、本当にやるの？、、、特技も趣味も特にないんだど、、

そしてやってきてしまった私の番

「AAです。えーと、趣味は音楽を聴くことです。今年もよろしくお願いします。」

パラパラとした拍手
この中に心からの拍手をしている人は一人もいない

、、、、、いや、1人居た

目の前でにっこにこの笑顔で拍手をしてくれる増田先生
なんか拍手の仕方まで可愛いらしい
これはあざといと言うのか？それとも天然なのか？

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

やっと終わった〜、早く帰ろうと支度をしていたら

『Aさんだよね？俺も音楽聴くのとか、歌うの好きなの。どんなアーティストさん好きなの？？』

うわ〜話しかけられた、、しかももう名前覚えらてる、、

「うーん、GReeeeNさんとかですかね。」

『あ〜！俺も好き！！UR not alone分かる？』

「分かります！私それ大好きです！」

『めっちゃいいよね！俺も1番好きな曲かも！』

※

※

なんだかんだ言って盛り上がってしまった

ほぼ最終下校時刻だし…

これからバイトなんですけどー…

ていうかいつの間に陽葵帰ってるし…

『あ！ごめんね！ついつい話し込んじゃって！もうこんな時間だし、、、親御さん心配するよね？お家どこらへん？』

「あ〜、大丈夫ですよ。電車ですぐなんで。」

『そう？じゃ気をつけてね？また明日！』

「さよなら〜」

なんか増田先生のイメージ変わったかも

最初はただのくまさんみたいだったのに、実際はちょっと不思議くんで、聞き上手で、一緒にいて楽しかった

あ、そういえば赤髪のこと聞けばよかったな

明日聞いてみよっと