ねぇ、増田先生？ (ページ6)

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他のクラスの発表も終わり、今はクラスの座席を見ています

そしてまた私はついていないことが1つ判明しました

席が教卓の目の前です(*≧∀≦*)

はあーーーーなんでこんなに私は運が悪いんだぁー！

せめてもの救いが隣の席が慶ちゃんってこと

慶ちゃんとは入学したての頃から仲良くなれて、自分から慶ちゃんって呼んでと言ってきた
そんな可愛いとこもあるし、ものすごく頭がいい
毎回学年のトップ3には絶対入るくらい
だからテスト期間になるといつも慶ちゃんと一緒に勉強している
そのおかげでなんとか私の成績はお母さんにに怒られないギリギリを攻めている

やがてチャイムが鳴りみんな席に着いた

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

『おはよーございまーす！』

元気よく入って来たのは増田先生

ホームルーム始めるよーなんて言ってるけど、なんだか全然先生っぽさが無い
うん、たぶん赤い髪の毛のせいだね

まずは増田先生の自己紹介から始まった

『えっと、さっきも言ったんだけど増田貴久でーす。体育が専門だから、みんなとは結構一緒にいる時間長いかもね。あと、餃子めっちゃ好きですね。白米も一緒に食べると最高だよ！俺は全然料理しないけど、冷凍庫には冷凍餃子びっしりだから！んふふふ笑」

え？なに？餃子？え、どういう展開？
いきなり掴めないのは私だけ？
こういうのって、普通は生徒に質問ある人〜？とか聞いたり、自分の趣味とか話すんじゃないの？

慶「増田先生は何歳ですかー？」

慶ちゃんナイスパス！！やっぱこういうのがしっくりくるよね！

『ん〜とね〜､､､何歳でしょう！』

出た！キラーパス！！質問を質問で返すやつ！！
コミュ力お化けの慶ちゃんもさすがに困惑しちゃってるじゃん笑

慶「えーと24､5くらいですか？」

『正解は〜28でした！残念！！』

女1「え〜！全然見えないです!!私も24くらいかと思ってました〜！」

『それよく言われるの！笑この前ね、コンビニでお酒買おうとしたらね、身分証明書見せてくださいって言われちゃったもん！笑』

〜だもん！って女子高生か！
男らしいシゲ先生とは真逆のタイプだ

『なんか質問タイム始まってるけど、他に聞きたいことある人いる？』

陽葵が手を挙げた

なんか嫌な予感が、、、