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『今日は来るの早いですね』
「少し早く任務が片付いたから来ちゃった♡」
五条先生が腕を拡げながら言う。
当たり前の様に抱き着いて、同じ様に抱き締められる。
先に言っておくが付き合ってる訳じゃない。
「はーー、やっぱりAは落ち着くね。抱き心地がよくて」
『人を抱き枕みたいに……』
「どう?僕の抱き心地は、最高でしょ?」
私の言葉を無視して聞いてくる。
そんな自信ありげに聞かないでくださいよ、別に普通なんですから。
でも普通って言ったら拗ねそうだから、ここは穏便に。
『最高です』
なんて答えておいた。
その言葉にものすごく嬉しそうに笑う五条先生が子供みたいだったから、つい。
『五条先生子供みたい』
そう言ってしまった。
「……A」
『はい』
「その呼び方、違うって教えたよね?」
急に真顔になる五条先生は、少し怖い。
「悟でしょ?」
『悟くん』
「違う悟」
『悟くんが限界ですってば!』
そう、日曜日にこの部屋にいる時は。
五条先生と呼んでは行けない。
これは五条先生がお願いしてきたことで、そう呼ばないと凄く拗ねるのだ。
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まの(プロフ) - かおりんさん» そう言ってくれて嬉しいです!続編は思いついたら書こうと思います!ありがとうございます! (2021年3月15日 12時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 島さん» 続きですか...か、書いてみようかな...思いついたら続編考えてみますね!読んでくれてありがとうございました! (2021年3月15日 12時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます!私もこの五条先生好きです... (2021年3月15日 12時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
かおりん - 続きくれぇーーー(涙) (2021年3月15日 4時) (レス) id: c853587297 (このIDを非表示/違反報告)
島 - 続きを...続きを恵んでくださいぃ... (2021年3月14日 23時) (レス) id: 9cd46e9f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まの | 作成日時:2021年3月12日 12時