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証明してやる宣言をした後、五条先生は暫く考えた様子で黙る。
「んー……」
そんな先生をじっと見詰めて、何を言うのか待ってると。
閃いたような顔をして口を開いた。
「なら僕に、キスしてみ?」
この男、どうせ出来ないと確信してるのか。
目隠しを少しずらして私を見詰める。
『…………』
予想外すぎる展開に、思考が停止した私は思わず固まってしまった。
「ほらやっぱりお子ちゃま」
ゲラゲラと笑う先生。
その胸ぐらを掴んで思いっ切り引き寄せて。
「んっ…」
その唇を奪ってやった。
だって凄いムカついたんだもん!
私が出来ないと思ってさ!
こんくらいできるし!私大人なので!
『ふふん』
「………え、マジ?」
得意げな顔をする私と、目を見開いて固まる先生。
その後暫く黙り込んだと思ったら、その日はさっさと帰ってしまった。
何か、やりすぎたかな?
いやキスしてみろって言ったのは五条先生だし!!
私悪くない……よね?
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まの(プロフ) - かおりんさん» そう言ってくれて嬉しいです!続編は思いついたら書こうと思います!ありがとうございます! (2021年3月15日 12時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 島さん» 続きですか...か、書いてみようかな...思いついたら続編考えてみますね!読んでくれてありがとうございました! (2021年3月15日 12時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます!私もこの五条先生好きです... (2021年3月15日 12時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
かおりん - 続きくれぇーーー(涙) (2021年3月15日 4時) (レス) id: c853587297 (このIDを非表示/違反報告)
島 - 続きを...続きを恵んでくださいぃ... (2021年3月14日 23時) (レス) id: 9cd46e9f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まの | 作成日時:2021年3月12日 12時