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気づいた時には、悟の手を振り払って泣きながら走り出していた。
悟が私の名前を呼んだけど、そんなのは無視して。
あーまるで、ドラマのワンシーンみたいだな。
なんか今までのこと全部、ドッキリでしたーってならないかな。
てか何で逃げてんだろ。
何でこんなに涙が出てくるんだろ。
『わかんないや』
もう何も考えたくなくて、とにかく走ってるけど。
もう疲れたな、息切れそう。
運動不足過ぎわろた。
………
「A！待てよ！」
キムタクかよ。
『何？』
「何で逃げんの？」
『逃げちゃ駄目なの？』
「……なんで泣いてんの」
『知らないよそんなの』
知らないけど多分、悟のせいだよ。
悟のせいに勝手にしとくね。
「なんであんな事言った？」
質問ばっかしないでよ。
「僕ちゃんと、Aが好きって言ったよね？」
『………嘘』
「Aの事、ほんとに好きだよ？」
『嘘！だって女の子と楽しそうに話してたじゃん！嬉しそうにヘラヘラしちゃってさぁ！』
悟の方を振り向いて、大きな声でそう叫ぶ。
「楽しそうになんて話してないよ」
『嘘だよだって！私見たんだから！楽しそうに、してたじゃん』
なんでこんなに、怒っちゃうかな。
別にこんなに怒んなくていいのにさ。
ほら悟困ったような顔してるじゃん。
それにそんな事、別に関係ないじゃん。
『はぁ、そうだね』
「A？」
『悟が何処で何してようが、私には関係ない』
『は？』
『そうだよ私、イケメンは見る専だし！だから、だから悟がどこで誰と何しようが関係な…』
「おい」
言い切る前に、悟のいつもより低い声を聞いて。
少しゾワッとした。
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まの(プロフ) - モブさん» え！！ありがとうございます！嬉しいです！ (2021年3月13日 7時) (
レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
モブ - もう、神ですね、好きです (2021年3月13日 1時) (レス) id: 7e72c0b626 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - mさん» そう言って貰えて嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
m - 好きです！！ (2021年3月9日 16時) (レス) id: af6e070e79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まの | 作成日時：2021年3月5日 3時
