最後の任務 ページ6
「………」
私の言葉に、固まる。
「本当か……?」
私から離れる煉獄さんは、驚いた様な顔をしていた。
『本当です!私は煉獄さんにみたいに強くはなれませんでしたけど、だったら隠として力になりたいと思いまして』
私の言葉に、煉獄さんはそうかと嬉しそうに笑った。
「ならばこれからは隠として世話になるな!」
『気が早いですよ煉獄さん』
「ソウダキガハヤイゾ!」
突然会話に入ってきた鴉に、少し驚く。
鴉はぺしぺしと私を叩きながら任務ダ!と叫んだ。
「……ならば今回が最後の任務だな!気をつけて言ってくるといい!」
『わ、分かりました!』
煉獄さんは、隠の事は俺から言っておくと言って私を見送ってくれた。
「サァ行クノダ!カァ!」
鴉は私の周りをぐるぐる飛び回っている。
『最後の任務か……頑張らなくちゃ!』
ぐっと拳を握って、任務へと向かった。
134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かのん - もちろんです。いつでも待っています。 (2021年2月26日 22時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - かのんさん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぶっちゃけ噂話需要あるのか?と悩んでいたのでそう言ってくれるととても嬉しいです!これからの展開も私なりに丁寧に書いていくので待っててくれると有難いです。 (2021年2月25日 8時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
かのん - はじめまして最初から読ませて頂いております。しのぶちゃんの進行面白いです。夢主ちゃんはこのまま鬼殺隊としてやっていくのか、それとも隠になるのかなぁ?これからの展開気になってきました。 (2021年2月25日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まの | 作成日時:2021年2月23日 16時