. ページ25
「A!今日も来たぞ!」
『今日も来たんですか……しのぶさんに怒られますよ?』
「大丈夫だ!バレなければ問題ない!」
なんて言いながら、にこにこ笑う煉獄さん。
『そんなに心配しなくても仕事内容はもう覚えましたし、ちゃんと出来てますから!なんだか子を心配する親みたいですね、煉獄さん』
「む、そんなつもりは……」
少ししかめ面をしながら答える煉獄さんに、ふふっと笑う。
「俺はただ、Aに会いたくて来ているだけなんだがな……」
『え?』
少し恥ずかしそうに言う煉獄さんに、何か言おうと口を開くと同時に。
「また来たんですか?煉獄さん」
しのぶさんが拳を握りしめて立っていた。
「バレてしまったか!これはしまった!」
「バレるも何も、煉獄さんは声が大きいですから。嫌でもわかりますよ」
「そうだったか!次からは気をつけねばな!」
悪びれもなく言う煉獄さんに。
「はぁ、この人には何を言っても無駄ですね」
しのぶさんは諦めたように言った。
134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かのん - もちろんです。いつでも待っています。 (2021年2月26日 22時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - かのんさん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぶっちゃけ噂話需要あるのか?と悩んでいたのでそう言ってくれるととても嬉しいです!これからの展開も私なりに丁寧に書いていくので待っててくれると有難いです。 (2021年2月25日 8時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
かのん - はじめまして最初から読ませて頂いております。しのぶちゃんの進行面白いです。夢主ちゃんはこのまま鬼殺隊としてやっていくのか、それとも隠になるのかなぁ?これからの展開気になってきました。 (2021年2月25日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まの | 作成日時:2021年2月23日 16時