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『やめ、やめてください煉獄さん!』
そう言って煉獄さんの腕を引っ張る。
「………」
怖い、凄く怒ってるような感じがする。
「A、本当に不死川と寝たのか?」
『えと、確かにお酒は1杯飲みました。でもその後寝ちゃったみたいで…横に不死川さんがいたかどうかは……』
覚えてないのでなんとも言えないですと言って答える。
「そうか」
そう言うと、不死川さんを離して私の腕を掴む。
「帰るぞA」
そういって私を連れ出した。
どうしたらいいか分からない私をお構い無しに引っ張って、どんどん歩いていく。
「俺はそいつに手ぇだしてねェ、そいつが勝手にくたばっただけだから安心しろォ」
不死川さんの言葉にピタリと止まる煉獄さん。
それを見て不死川さんはあとなァと続ける。
「いい事教えてやらァ。そいつがて寝る間ずっと、テメェの名前呼んでたぜェ」
『えっ、ちょ…』
突然バラされる事実に恥ずかしくなる。
「……そうか、世話になった」
それだけ言って、また歩き出す煉獄さんの顔は。
何だか嬉しそうだった。
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かのん - もちろんです。いつでも待っています。 (2021年2月26日 22時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - かのんさん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぶっちゃけ噂話需要あるのか?と悩んでいたのでそう言ってくれるととても嬉しいです!これからの展開も私なりに丁寧に書いていくので待っててくれると有難いです。 (2021年2月25日 8時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
かのん - はじめまして最初から読ませて頂いております。しのぶちゃんの進行面白いです。夢主ちゃんはこのまま鬼殺隊としてやっていくのか、それとも隠になるのかなぁ?これからの展開気になってきました。 (2021年2月25日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まの | 作成日時:2021年2月23日 16時